〝あと15分でどう解決する?〟と結末が注目されていた28日のNHK連続テレビ小説「おむすび」最終回は、超サクサクの進行であっという間に事が進み、なんと「総集編」まで流れる展開が視聴者を驚かせた。
X(旧ツイッター)では、「まさかの最終回は管理栄養士としての病院のシーンは一切なし。3割は総集編的な回想シーン」「え?総集編流して終了なの?」「普通に総集編だった」「最終回で総集編で時間稼ぐ」「えっ残り5分全部総集編…w」「通常放送中に総集編+番外編やるやつがあるか!?と言いながら見ていた」などと指摘が相次いだ。
開始11分過ぎ、B,zの主題歌「イルミネーション」が流れる中、第1話で高校時代のヒロイン・結(橋本環奈)が水中に飛び込む場面に始まり、結らのパラパラダンス、夫になる翔也(佐野勇斗)の高校野球試合、栄養士を目指す結の専門学校時代…と過去場面がよみがえる。時間にして約90秒。最後はタイトルカットが現れ、さながら総集編と化した。
そもそもラスト週間ながら、朝ドラ受けで博多大吉が指摘したように物語は「問題山積み」だった。最終回を残しても、結が管理栄養士として病院で栄養サポートにあたった両親のいない少女・詩(大島美優)を結の姉・歩(仲里依紗)が引き取ることに迷いが出た件や、病院における栄養サポートチーム・NSTの存続具合、栄養回復優先で手術を延期させた患者のその後が〝課題〟となっていた。
その詩の件は、結の家族らが協力して「みんなで育てる」と6分ほどで解決。病院については、前出のX投稿にあるように回想を除いて何も描かれなかった。一方、タイトル「おむすび」にまつわる伏線回収や「ギャルマインド」「プリントシール機」「食」「阪神・淡路大震災」などとドラマの主要要素が手際よく盛り込まれた。
〝農業不向き〟を宣告された結の父聖人(北村有起哉)は神戸の理髪店を翔也に託して糸島で妻愛子(麻生久美子)と出戻り農業を始め、「米麹とイチゴのシェーク」販売で6次産業化を実現させる順調ぶり。こちらも都合よく話が進んだ。
問題即決かつ走馬灯のような過去シーン続々の最終回。Xでは「時間配分がすごい」との投稿も見られた。











