ボートレースとこなめのGⅠ「開設71周年記念競走トコタンキング決定戦」が9日に開幕する。西山貴浩(37=福岡)が並々ならぬ思いで乗り込んで来る。直後には地元SG。さらに当地は水面ではGⅡ初V、ステージではトコタンレディーとして活躍したこともある思い出の水面。大会を前に、その思いを明かした。

【貴浩西山のキャビらない話~とこなめ編~】

 みなさん、こんにちは! 西山貴浩です!
 
 9日に開幕するボートレースとこなめのGⅠ「開設71周年記念競走トコタンキング決定戦」に出場します!

 直前のからつGⅠ71周年記念は3日目3Rで転覆して12Rのイン戦でF。4日目を終えて負傷帰郷と散々でした。今年は3走前の鳴門で優勝はしていますけど、事故も多いし、流れ的にはもうひとつという感じですね。

 でも…、そんなことは関係ありません! 流れがどうとか言っている場合じゃないんですよ。3月にはボクの純地元となるボートレース若松でSGクラシックが開催されます。ボートレーサーになったからにはファンや関係者の皆さまに若い頃からお世話になっている純地元。若松のSGタイトルをとらなきゃいけません。

 だから、その直前の大会となる、このとこなめGⅠで最低でも優出して流れを変えて地元クラシックに行きたいんです。とこなめと言えばやっぱり大スター・池田浩二さんですよね。尊敬するトップレーサーではありますが。あの人も友だちがいないんで一緒に遊ぶことも多いんですよね。

 そんなこともあって、とこなめは大好きな水面ですよ。浩二さんだけじゃなくてファンや関係者の皆さんも本当に暖かいんですよ。若い頃から地元選手じゃないかっていうくらい良くしてもらっているのでボクにとっては地元のような気持ちで走ることができる水面です。

 2018年4月にはGⅡモータボート大賞で優勝させていただきました。これがGⅡ以上の特別戦初優勝です。うれしかったですね。予選6走を2、1、1、4、3、2着とまとめて3位で準優進出。準優はインから逃げて優勝戦は2号艇になりました。1号艇は地元の磯部誠クンでしたね。ボクは2コースから差して3コースからまくり差した河合佑樹クンが先頭に出るんですけど2Mでボクが差して逆転しました。

 表彰式、水神祭はとこなめボートのキャンペーンガールを務める「トコタンレディ」のコスプレでした。この大会のオープニングセレモニーでも小野生奈と2人でトコタンレディの衣装で登場しました。何でトコタンレディーになったかという裏話を明かすと全部、とこなめボートの職員の方の策略です(笑い)。

 だって、ロッカーにトコタンレディースの服が置いてあるんですもん(笑い)。これは着ろっちゅうことですよね。本当にとこなめボートの皆さまは温かいですよね。

 この前の1月PGⅠBBCトーナメントでは2日目9Rで2Mを回った後に他艇と接触して制御不能。消波装置に激突する直前に水面に飛び込みこみました。何が何だか分からないまま飛び込んでましたね。サル並みの反射神経でした。これで負傷して帰郷となりましたが、大事には至ることなくて良かったと思います。

 とこなめはGⅠでの出走が続いていますが、2022年3月の68周年記念、2023年11月のダイヤモンドカップでは準優に乗れています。今回も何とか予選突破から優出して流れを変えたい。そして、若松クラシックへ――。

 今年はグランプリ出場はもちろんトライアル2ndから参戦できるベスト6を目標に戦っています。そのためにも大好きなとこなめ、若松で結果を出して賞金を積み重ねたいと思っています。頑張ります! トコタンキングになるぞ!