13日放送のNHK「あさイチ」に新日本プロレスの棚橋弘至が初登場。決めゼリフを連発し、出演アナウンサーは「いただきました」で応えた。

 岐阜の伝統食品・麩を使ったメニューが紹介され、瀬戸光アナが「これ筋肉に効いているんじゃないでしょうか? 棚橋さん」と同地出身の人気レスラーに問いかけた。麩は高タンパク食品。棚橋は「二頭筋に入ってますね」と答え、「オレの進化が止まらねぇ」とポーズも入れて決めた。画面にはこの言葉の特製テロップ。瀬戸アナは「名言をいただきました」。

 その後、岐阜が世界に誇る存在と紹介されると棚橋は「100年に1人の逸材」と再びテロップを脇にポーズ。「出ました。棚橋さんのキャッチフレーズ、いただきました」と瀬戸アナはリアクションした。リクエストに応え、岐阜の人々に向けて「愛してま~す」。これにMCの1人でプロレス通の博多大吉が「本当ならここで曲が鳴るんですけど。テーマ曲が鳴ってより盛り上がるんですけど、(曲なしで)すいません」とフォローした。

 番組冒頭、「プロレスの話がしたくて、したくてしょうがないんですけど、多分あさイチの視聴者層にはなかなか伝わらないかもしれないので、後藤選手の話題をグッとのみ込んで。最近チャンピオンになったんですけど」と話していた大吉。IWGP世界ヘビー級王者となった後藤洋央紀の話題は封印したが、その後に「プロレス博士」として熱く語る場が用意されていた。

 棚橋の逸材ぶりやすごさについて解説を求められると「レスラーとしては技とか試合運びが多彩できれいで、世界中に『棚橋リスペクト』のプロレスラーがいて、海外の団体を見てたら5人は出てきますね」。続けて「僕が個人的に一番すごいなと思うのは、プロレスを根底から変えた方だと思っている」と指摘した。

「昭和のプロレスって、ただでさえ人気あったから『客に見せてやるプロレス』だったんですよ。そこから時代が変わってなかなかチケットが売れなくてどん底に入った時に棚橋さんが現れて『客に見せてやる』プロレスから『お客様に見ていただくプロレス』に変えたっていう、あくまで僕の個人のアレですけど…」

 そんな棚橋の愚直な姿勢が10年、15年たって今の人気に戻したとみる大吉。熱弁は続き「棚橋さんがいなかったら、多分日本のプロレス界、僕終わってると思いますよ」とも。棚橋は「すごいほめられた。ありがとうございます」と笑顔で返した。