コメンテーターの玉川徹氏が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演。中居正広氏の番組継続の説明について「釈然としない」と語った。

 番組では27日に行われたフジテレビの会見を特集し、日枝久相談役が出席しなかったことや、女性トラブルが発覚した後も中居氏の番組継続についてなどを取り上げた。トラブル発覚後に中居氏の番組継続についてフジテレビ側は「開始から間もなく唐突に終了することで憶測を呼ぶことを憂慮した」などとしている。

 玉川氏は「なぜ1年半にわたってトラブルの後も番組が続いたという疑問に対して、お答えになってはいるけど、釈然としないです」と納得がいかないという。

 玉川氏は「トラブルによって心身に被害を受けたわけですよね、女性は。特に心の傷を負っているという風に考えなければいけないわけですよね。そういう風な時に、加害者をテレビで見続けるということは傷を深くすることになる」と主張。このことはPTSDを取材する立場の人だけでなく「いま多くの人がわかるんじゃないですかね」という。

 だからこそ、「(番組を)辞めるっていう選択肢が当然あったはず。港社長はそういう風におっしゃっているはず。原則は辞めるんですよ。だって、続いている限りにおいて傷が深くなる可能性が高いのだから。ところが何度もタイミングがあったのだけれども、女性のことを考えて、辞められなかったというのは釈然としないですね、やっぱり」と玉川氏。

 また、番組継続に関して「被害女性の意思確認はしたのかということなんです」と玉川氏。「会見の中で港社長が答えてます。『具体的に中居氏の番組についてのコメントは聞いていません』。(被害女性に)聞いていないんですよ、意思確認していないんですよ、この1年半の間。それでは続けていいかどうかの判断がつかないはずですよ」という。

 フジテレビ側が女性のケアを考えて打ち切るタイミングを計っていたのだが、そのタイミングが見つからなかったという説明に「本当ですか」と疑問を投げかけ、「少なくとも(番組を)辞めるということが原則の中で、その反対の(番組を)続けるということを続けてきた背後に、女性の意思の確認がなかったということですから、それは本当に女性のケアをするためにということを考えていたのか。むしろ他のことを考えていたんじゃないかという疑問が一層深まりました」とした。

 さらに、玉川氏は「テレビをやっている私の推測」と前置きした上で、「(フジテレビが)中居氏のことを考えたわけではないっていうのは、それはそうだと思います。そこじゃなくて、中居氏の番組を続けることが会社の利益だって考えたんじゃないかという疑問を持ちますね」。利益と考えるからこそ、トラブル後も単発のスポーツ関連番組に中居氏を起用することに関して「そのまま見過ごした。だから、中居さんを思ってではなくって、フジテレビの会社の利益を考えて、女性のケアよりもそちらを優先させたんじゃないかっていう風なことを、次の機会があれば聞きたいですね」と語った。