【小池百合子氏インタビュー後編】7日投開票の東京都知事選に出馬している小池百合子東京都知事のインタビュー後編だ。トー横キッズの現状に江戸・東京の世界遺産構想、そして追加公約について新人女性記者に語った。本紙恒例のUFOについても聞いた。
――円安で海外の観光客がたくさん東京に来ているが、新宿にはトー横キッズや立ちんぼがいるなど歌舞伎町は怖いイメージもある。対策は
小池 最近はトー横キッズと呼ばれるような、例えばおうちに居場所がない子供たちが歌舞伎町に集まっているそうです。私は信じられないんですけど、オーバードーズや自傷行為をSNSなどで競い合ったりしていると。それも悪質なホストに貢ぐためとかですね。本当に想像を絶するような現実の報告を受けています。そこで危険性の周知を徹底することと、トラブルに巻き込まれるリスクを高めるような若者の悩みに寄り添った相談所も設けています。「きみまも@歌舞伎町」っていうんですけど、きみを守りますよと。そういったところに相談に行ってほしい。
――江戸・東京の文化を世界遺産に、というのはどこを想定しているのか
小池 当時の封建社会で江戸城ができ、今その天守閣はありませんけれども、石垣があります。そして徳川家にゆかりのある増上寺や日枝神社などもある。また、いろいろな着物などもいったん着たものをまた解いて別のものにしてました。今でいうSDGsですよね。それから江戸時代の経済を発展させた水運もありますし、葛飾北斎が北斎漫画というものを書いていて、これはすばらしい漫画の原点です。そういう文化全体を含めたハードとソフトをパッケージにして進めたいと思ってます。
――なるほど
小池 それで水運の話をしましたけど、今は鉄道が縦横無尽に1分の狂いもなく走っているのが当たり前のようになってます。私は駅にホームドアを徹底して付けたいと思って追加公約としました。
――いくらかかるのか
小池 都営地下鉄線は106駅あって、その全部にホームドアが完成しました。そしたら事故が0になりました。費用がかかると言われていますが、都の職員が提案したQRコードを使って、車両側とホーム側がシンクロしてドアが開いて閉じてというのをやるようになったら、もともと車両の改修費が20億と言われていたのに270万円で済んでしまいました。これからJR、民鉄、メトロ、行政が一体となって協議会を作る予定です。
――国会でUFO議連が発足し、UFOを安全保障の観点から議論するとのことですが見解は。あとUFOを見たことがあるかどうか
小池 見たことはないんですね。UFOの前に北朝鮮のミサイルが怖いですね。順番にやっていってほしいと思います。
――ミサイルのシェルター整備も公約にした
小池 そのために設置していく。私の今回のキーワードは首都防衛です。人の命と暮らしを防衛して、災害からも防衛して、少子高齢化からも防衛して…いっぱいありますね。












