ボートレース宮島の「第53回サンケイスポーツ若葉賞」が28日に開幕。地元・広島支部の主力が集まる恒例のGW戦とあって九州スポーツ時代も含めて当地担当記者歴26年となる宮島ボート専属・宮崎経督記者は27日の前検日にお世話になった関係者、選手に思いをはせていた。そんな中、ベテラン出本正博(59=広島)が今シリーズで36年間のボートレーサー人生に終止符を打つという一報が…。

【つねちゃんの浅酌艇唱】新人記者時代に「この地で頑張りたい」と思わせてくれたのは他ならぬ施行者の皆様と仲良くしてくれた選手たちです。施行者の方々は企画レースを採用してもらったり、予想会や初心者講座の際に起用していただいたり、いい経験になりました。

 一方で広島支部の選手には本当に可愛がってもらいました。現在は引退されていますがハルさん(芝岡春繁)にカンさん(田中寛)テツジさん(池上哲二)カツイキさん(佐藤勝生)シンジさん(田中伸二)と名を挙げるとキリがないほど多くの大師匠レーサーに励まされながら今日までやってこれました。

 もちろん現在進行形で現役の広島支部の選手には今でもお世話になってます。「こういう時の選手は、こういう考え方をして走ってるんだよ」とか、近況の調子や選手目線の思考を惜しみなく話してくれて感謝してます。

 こんな話を思い返している最中に地元の大ベテラン・出本正博選手が今大会を最後に引退という一報が飛び込んできました。出本さんと言えば仕事に実直な選手。斡旋が6月まで入っていたので当然走り切ると思っていたけど「自分も最後まで仕事をやり遂げて『お疲れ様でした~』っていうのをイメージしてたけど、家族が『ラストランは見届けたい』というので、それなら最後は地元の宮島で…、と思い今大会をラストと決断しました。決めた以上は最後までしっかりと頑張りたいですね」と胸中を明かしてくれました。

 いかにも心優しい出本さんらしいエピソード。今大会は万感の思いを胸に仕事をやり切ることでしょう。皆さんもどうぞ応援よろしくお願いしますね~!