師匠も〝ダメ出し〟だ。大相撲春場所10日目(19日、大阪府立体育会館)、大関霧島(27=陸奥)が平幕の平戸海(23=境川)の下手投げに屈して7敗目(3勝目)を喫した。取組後は報道陣の取材に対応せず。勝ち越すためには、残り5日間で1敗もできない状況に追い込まれた。

 この日は師匠の陸奥親方(64=元大関霧島)がNHK大相撲中継で解説を務めた。弟子の相撲内容には「もう、相撲が消極的ですからね。自分から攻めていくところが全くないんで。張っていった? そういうラクな相撲を取るとダメなんですよ」とバッサリ。一方で、勝った平戸海については「立派ですよ。この人は気が強いんでしょうね。どんな大きな相手でも自分から向かっていきますから。逃げることもほとんどないですしね」と絶賛した。

 陸奥親方は4月に65歳の定年を控え、霧島が陸奥部屋で相撲を取るのは今場所で最後。もがく弟子に向けて、師匠は「もう、開き直り。ここまでくるとね。(本人にも)言ってるんですけど、誰も助けてくれない。自分で勝てるように。負けて帰ってきたら四股踏むぐらいのヤル気を見たかった」と手厳しかった。