元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏が自民党若手議員による〝ハレンチ懇親会〟をブッタ斬った。

 これは昨年11月、自民党青年局近畿ブロック会議後の懇親会で、セクシー衣装を着た複数の女性ダンサーが招かれていた問題。参加者によると、紙幣のようなものをダンサーに口移しで渡したり、ダンサーの尻を触ったりする者もいたという。

 これが大炎上すると、会の企画・運営を行った川畑哲哉和歌山県議は、離党届を提出。記者団に対し会議のテーマは「多様性、ダイバーシティー」だったとし、「いろんな生き方、いろんな仕事、まだまだ政治の世界からも目の届いていないような箇所があるのではないかという問題提起をさせていただく。問題提起として、メッセージ性の強い要素の中から、最終的に今回のダンサーを選択し、私から提案した」と説明した。

 高橋氏は13日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。「これが起こったのが昨年11月。〝エッフェル姉さん〟のあたりだよな。よくやるよな~。自民党の青年局の幹部は全員クビになってるけど、当然だよな。これはある意味、今の自民党の縮図みたいになっている」とあきれ果てた。

 自民党の裏金問題では一部で「政治にはカネがかかる」と主張した政治家がいたが、同氏は「そりゃこんなことやってたらかかるよ。あと資金使途は言えないって。そりゃこういう会やってたら資金使途は言えないよ」と皮肉。

 懇親会について「政治とカネの象徴的な話」とした上で「今回ここに出ていた人間を仮に調べたらどうなるか。ハニトラ(ハニートラップ)に引っかかっちゃう可能性高いでしょ。おまけにこの人たちは青年部なんだけど、そのうち大臣になったり、副大臣になるかもしれないし、政府の中に入る可能性が高いでしょ。その時、政府の高官とハニトラのチェックがあったら、(要職に)なれないよ、コレ」と出世コースが阻まれる可能性も指摘した。

 昨年11月のスキャンダルがこのタイミングで報じられたことにも「なんでこういう話が今出て来たのかな? 動画もあるっていう。中の人が動画を撮って、今の政治情勢に憤ってやったっていうのが美しいストーリーなのかもしれないけど、ひょっとしたら違うところの人が動画を撮っていたかもしれないよね」と警戒感あらわ。

 その上で「日本の政治中枢が危ないことの裏返しにも見える」「自民党の中は非常に危険に満ちている。だから『過激ダンスショー』なんて面白がって言うのではなくて、こういうのをどのようにして防ぐか。法改正というところまで持っていかなければダメですね」と提言した。