【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。東京株式市場で日経平均株価の終値が4日、ついに史上初めて4万円を超えましたね。2月22日にバブル期だった1989年12月を上回る終値(3万9098円68銭)をつけ、史上最高値を更新していました。
もしかしたらこのまま伸び続け、だんだん日本の景気が上向くのではという期待も込め、「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」(2007年)という作品を紹介します。
広末涼子さん、阿部寛さんが主演した本作は、大変よくできたタイムスリップ映画です。舞台は、「失われた30年」とも呼ばれる不景気だった07年。不況のきっかけとなったバブル崩壊を食い止めようと広末さん演じる田中真弓がタイムマシンで90年に送り込まれるSFコメディーです。
バブルの時代は好景気でとにかく人々が浮かれました。路上でタクシーチケットを出すだけではタクシーが止まらないから、2万円か3万円をひらひらと見せたりとか、車も高く売れるからみんなベンツやBMWなどの外車にちょっと乗って売って――を繰り返して資産を増やしたりとか。映画でも、ビンゴ大会の賞品で200万円が用意されるシーンがあるなど、とにかくワケの分からない、狂乱の時代です。
この映画を見て、バブルって何だろうなと自分なりに考えてみて、浮かれてる人々はやっぱり滑稽だなって思ったんですよね。当時は気付かないけど、堅実な生活になって、やっぱりあの時代はおかしかったと誰もが感じると思うんです。そのギャップを楽しめることもこの映画の魅力ではないかと思います。
現在、放送中で話題になっているTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」もまさに同じですよね。好景気で人々に活力があり余っていて、ついつい不適切になってしまった時代を令和から振り返って楽しむ。「バブルへGO!!」は「ふてほど」の先駆けとも言えると思います!
史上最高値を更新して、日本経済に活気が戻ってくる兆しがある。しかし、その時に僕らはまたあの時代と同じ過ちを繰り返してはならないと思うんです。そういう時こそ堅実にビジネスをしていく。膨らんだバブルは必ずはじけることを胸に刻み、この映画を反面教師にしてほしい。失われた30年を取り戻していくところで、まだまだ浮かれている場合ではないと教えてくれる一本です。












