日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など数々の映画賞を受賞し、主演ドラマを何本もヒットさせてきた女優・中谷美紀(48)の〝代表作〟の一つが「お~いお茶」(伊藤園)のCMだ。1995年にCMキャラクターに就任し、なんと今年で29年目となる。CMキャラクターとしては異例の長期間だが、その秘けつとは――。

 昨年、女優デビュー30周年を迎えた中谷は、公私ともに順調だ。女優として昨年の月9ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」で主演を務めるなど多忙を極めている。私生活では2018年にドイツ人ヴィオラ奏者のティロ・フェヒナー氏と結婚。現在、オーストリアと日本で二重生活を送っている。

三浦春馬さんらと登壇した中谷美紀
三浦春馬さんらと登壇した中谷美紀

 数々の映画やテレビドラマの人気作に出演し、代表作も多い中谷だが、「お~いお茶」のCMでも有名だ。95年からCMに出演しているのだから、それも当然だろう。

 ただ、いくら女優などの出演者サイドが長期にわたるCM出演を望んでも、世代交代などの理由で実現しないことがほとんど。いったいなぜ、中谷は選ばれ続けているのか?

「近年ではここまで長期間のCM契約をしている有名人はほとんどない。女優デビューしてすぐにCM起用してくれたクライアントに中谷さんは恩義を感じており、毎年、会社の上層部一人ひとりに達筆な手紙を書いて感謝を伝えています。日本に来た時には会社訪問して、社員にもねぎらいの言葉をかけるなど会社全体の心をしっかりつかんでいるんです」(広告代理店関係者)

 22年に開かれた「日本茶の日 お~いお茶大茶会」のイベントに出席した際、中谷はCM出演について「生涯でCMをさせていただいた記録をいずれギネスに載せていただけるということで、ぜひとも一緒に歩んでいけたらと思います」と〝生涯パートナー〟を宣言している。

「中谷さんのCMは1本数千万円クラスですが、伊藤園との契約金は当時からほとんど上げていないそうです」(同)

 恩を忘れず、こまやかな心遣いができる中谷だからこその異例の長期出演だ。