漫画家・倉田真由美(52)の夫で、映画宣伝プロデューサーの叶井俊太郎氏(56)が16日夜、がんのため亡くなっていたことが17日わかった。

 叶井氏は2022年6月にすい臓がんの「ステージ3」と診断。1年後には「ステージ4」となり、余命半年と宣告されていた。

 叶井氏は抗がん剤治療を拒否し、別の治療法を選択。それが奏功し、余命宣告を超えて生きた。

 各種トークショーに出演したり、直前まで大好きな映画に携わった。昨年10月には「エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の〝余命半年〟論」を出版し、大きな反響を呼んだ。

 昨年イベントで共演した関係者は「自分の足で会場まで来ていた。体はだるそうだったが、トークは健在。『早く死にたい』や『末期がんだとみんなやさしい』と言ってネタにしていた」と明かす。

 病状が悪化したのは今月に入ってから。妻の倉田は14日、自身のX(旧ツイッター)を更新し「ほんの数日前にできていたことができなくなる」とした上で「今月に入ってから、夫の変化の速度は想像を絶するものです」と投稿していた。

 倉田さんは前夫との間に長男をもうけたが離婚。09年9月に叶井氏と結婚し、同年11月に第2子となる女児を出産した。叶井氏はラジオ局勤務を経てアルバトロス・フィルムに入社。01年に仏映画「アメリ」を買い付けて大ヒットさせるなど宣伝プロデューサーとして活躍した。