芸能活動の再開を発表した女優の沢尻エリカ(37)が10日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕する初主演舞台「欲望という名の電車」(東京公演は18日まで、大阪公演は22~25日)で〝女優復帰〟を果たす。

 同作はアメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズの代表作。今回、舞台の演出を務めるのは、マイノリティー社会の中にある〝希望〟を描き続けてきた鄭義信(チョン・ウィシン)氏。

初の主演舞台となる沢尻
初の主演舞台となる沢尻

 舞台初出演にして初主演となる沢尻は主人公・ブランチ役を演じる。ブランチと反発し合うスタンリーに伊藤英明、ブランチの妹・ステラ役には清水葉月など豪華共演陣がわきを固める。

 前日9日には報道陣や関係者らを前にゲネプロを公開。ブランチを演じきり、会場から拍手を浴びた沢尻はステージで頭を下げ、ほっとした表情を浮かべた。

 沢尻は「素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと一緒に、鄭さんならではの世界観を表現できるように努めてきましたので、お芝居を通してさまざまな感情に浸っていただけたらうれしいです」とコメントを寄せた。

公開ゲネプロで熱演する沢尻(右)と清水葉月
公開ゲネプロで熱演する沢尻(右)と清水葉月

 沢尻の作品出演は2019年9月に公開された映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」以来、約4年ぶり。主演作品は18年6月に公開された映画「猫は抱くもの」以来、約6年ぶりだ。

 麻薬取締法違反の罪で逮捕され、20年2月に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け、芸能活動を休止。昨年2月に執行猶予が明けていたが、ブランクを感じさせない演技力を見せた。

「東京の全12公演と大阪の全6公演は、昨年12月17日に一般発売開始されると〝秒で〟ソールドアウトした。ゲネプロにもさまざまな関係者が訪れ、女優復帰への注目度は高い」(舞台関係者)

 それを証明するかのように、すでに舞台後も映画やドラマの出演オファーが複数届いているとか。

「約3年半の休業もあり、沢尻さん本人もオファーがあるのか不安を抱いていた。それでも沢尻さん自身が思ってもないほど多くのオファーが届いているそうです」(テレビ局関係者)

 ゲネプロ後に見せた笑顔は、その充実ぶりを物語っていたのかもしれない。