放送作家・鈴木おさむ氏が31日、文化放送のラジオ番組「おとなりさん」に出演。漫画家・芦原妃名子さんの訃報に言及した。

 昨年10月から日本テレビ系で放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者である漫画家・芦原妃名子さんが、29日に亡くなったことが分かった。

 鈴木氏は、テレビ朝日系で放送中のドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(土曜午後11時半)で脚本を担当。こちらも漫画を原作としたドラマだ。

 鈴木氏は「僕が『離婚しない男』という原作を(ドラマで)やって、見ていただくと分かるんですけど、けっこう原作(=漫画)と変わっている部分があるんですね。後半に行けば行くほど、変わってくるところがあるんですね」と明かした。

 テレビ番組のプロデューサーについては「原作をパッと見あさって、愛を持ってやる人もいますよ。中にはこの設定だけでいいやとか、雰囲気だけもらえればいいやとか。ゼロイチの部分を自分で考えずして、なんとなく漫画に頼って、入り口だけ撮ればいいやって思うプロデューサーもけっこういると思います」と指摘。

 続けて「そういう人たちは、今回のニュースで『ウワッ』ってなったと思う」とし、「テレビが良くないと思うのは『ドラマでやるからいいでしょ』とか。『テレビドラマでやるから漫画売れるっしょ』って思っている人もけっこういると思うんですよ、正直」。

 脚本を手がけた今回のドラマに関しては「おさむさんの世界観でやってください」と言われたという。

 鈴木氏は「僕は今回、(原作者に)会ってないので。会う場合もありますけど、会ってなくて今回はやっているんです。『僕なりのワールドで作れれば』って言っているんですけど、それが届いているって信じているんですよ」「本当にこんな悲しいことが起きて、漫画とドラマ、日本のエンターテインメントを本当に考え直さないと」と持論を語った。

◆いのちの電話
【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル 0570(783)556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル 0120(783)556
毎日午後4時~同9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時