米ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマン、アンソニー・キーディス(61)のベストセラー回顧録「スカー・ティッシュ」が映画化されそうだ。

 米芸能ニュース「デッドライン」は17日、ユニバーサル・ピクチャーズが同著の映画化権を獲得。計画では、米制作会社イマジン・エンターテインメントのブライアン・グレイザー氏とレッチリのマネジャー、ガイ・オセアリー氏と共に、アンソニー自身も共同プロデュースに加わる。

 ユニバーサルは同著について、「アーティストであり中毒者、またリーダーとしての主人公を衝撃的かつ率直に描いたもの」で、「薬物まみれの70年代と80年代のロサンゼルスのパンクシーンを舞台にした、型破りな父と息子の葛藤の物語」と表現した。

 また、映画は「アンソニーの全ての経験が最終的に何百万人もの人たちに受け入れられる音楽をどう作り上げたのかを、批判することなく検証する」としている。

 回顧録のタイトル「スカー・ティッシュ」は同バンドの大ヒットアルバム「カリフォルニケイション」(1999年)に収録された同名の曲でもある。アンソニーと作家ラリー・スローマンによる共著で04年に発売されると、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで1位になった。

 アンソニーは同著について、「当初はこの本を後悔していたけど、病院や刑務所、学校などでこの本を読んでいる人たちがいることを知り、ポジティブな影響もあるんだと思えるようになった」とし、「この本の目的は自分ためじゃなく、人生で転落しても、またはい上がり、生産的で幸せな、興味深い人生を送れることを示すことなんだと気づいた」と2016年の英紙サンとのインタビューで答えていた。