フジテレビ系「ワイドナショー」が14日放送され、週刊文春報道の渦中にある「ダウンタウン」松本人志(60)は出演しなかった。これにはスポンサーから一定の理解を得られ、ACジャパンのCMへ切り替えられることもなく、「提供クレジット」も維持した。
松本は先月27日発売の文春で女性問題を報じられ、所属の吉本興業は同日、「当該事実は一切ない」と記事を否定した。年が明けて同事務所は8日、松本が裁判に注力し、活動休止したいと申し出たなどとし、松本の活動休止を発表。当の松本も同日、X(旧ツイッター)で文春の報道を否定した上で「それも含めワイドナショー出まーす」とワイドナに出演する意向を示した。
だが、松本は昨年3月にワイドナを卒業しており、古巣の番組に出演すれば松本を擁護するような放送になりかねないなどとSNSで批判が殺到。慌てたフジは松本の出演宣言から2日後の10日、出演取りやめを発表した。迎えた14日放送でも本人は出演しなかった。
広告代理店関係者の話。「一連の問題でスポンサーがどう判断するかハッキリしていません。番組へのCM出稿を維持するか、取り下げるか、非常に頭を悩ませています」
松本が出演宣言していた、この日放送のワイドナについて、前出関係者は「一部スポンサーが懸念を持っていました」と指摘。ただ、放送4日前に松本の出演が取りやめになったことで「ドタバタしながらもスポンサーから一定の理解を得られた。14日放送で提供クレジットは前回放送の3社をキープ。CMがACジャパンのものに切り替わることもありませんでした」と明かした。
14日放送の提供クレジットは、クラウドビジネス業のサテライトオフィス、IT業のエクストリーム、不動産業のセンチュリー21の3社だった。
広告代理店側は担当番組の実際の放送を視聴し、提供クレジットや流れたCMなどを確認している。前出関係者が示したデータによると、12月3日放送は2社(P&G、ノバック)、同10日放送も2社(サテライトオフィス、エクストリーム)、同17日放送も2社(P&G、ノバック)、同24日放送は1社増えて3社(サテライトオフィス、エクストリーム、小林製薬)だった。
とはいえ一連の問題は今後、状況が暗転する可能性があり、テレビ各局やスポンサー各社は神経をすり減らす日々が続く。












