アイドルグループ・AKB48が31日、年内最後の劇場公演となる「AKB48劇場大晦日公演~年忘れアイドルの歌2023~」を開催。来年3月17日から倉野尾成美(23)が向井地美音から引継ぎ、4代目のAKB48グループ総監督に就任することを発表した。
エンディングで現・総監督の向井地は「劇場公演も新しくなったり、ゆきりん(柏木由紀)さんをはじめメンバーの卒業も控えていたり、先日の選抜発表でもあった通り、若手メンバーの勢いがすごかったりだとか、どんどんと世代交代が進んでいって、新しいAKB48が作られていくんじゃないかなと思います」と現状を分析。
それを踏まえ「変わっていく中で、も紅白歌合戦だったりいろんな夢の場所を胸を張って目指せるグループでありたいですし、何よりまだそういう景色を見ていない後輩たちにもその景色を見てほしい。そしてファンのみなさんにこれから先も長く愛していただけるグループであるように、私にできるのは歴史だったり想いというものを繋いでいくことなんじゃないかなと思いました」と話した。
そして、「そこで、今日この節目の日に私から一つお知らせがあります」と切り出し、3代目として約5年間務めてきた総監督の交代を発表。ファンやメンバーへの感謝を述べた後に「総監督というのは、時には孤独です。〝1人のアイドルである前に総監督でいなければならない〟という考えに縛られて、あんなに憧れていた大好きなAKB48での活動を心から楽しめなくなってしまった時期もありました」と吐露。
4代目に倉野尾を指名したことについて、「責任とか重荷を誰か1人に背負わせてしまっていいのかなとすごく悩みました。ですが、AKB48がAKB48であり続けるために、そのバトンを未来につなげることが私にできることなんだなと感じました。1人ひとりが1日1日、自分がAKB48のためにできることを全力で頑張ってくれているから、今日のAKB48があるわけだし、それぞれが持っているバトンを次の世代に渡していく、それの繰り返しでAKB48は18年間も歴史を紡いでいくことができました。だから、私も今持っている総監督というバトンを次のメンバーに渡すことを決めました。総監督は1人のアイドルであり、1人の人間であるということを周りのみなさんもその子自身も忘れないでほしいと思います」と、目を潤ませながら熱い思いを訴えた。
向井地は倉野尾を指名した理由について、「すでにチームのキャプテンも経験していて、倉野尾チーム4をすごく良いチームにまとめてくれたのも見ていましたし、何より歌、ダンスのパフォーマンスの面でももちろん、アイドルとしての心構えとかステージに立つ気持ちというのが、メンバーのみんなに堂々と背中を見せられるメンバーだと思うので、今任せるのはなるちゃんしかいないなと思いました」と説明。
4代目総監督に指名された倉野尾は「この度、4代目AKB48グループ総監督に就任することになりました倉野尾成美です。最初お話をいただいた時に、自分に務まるのかなと不安な気持ちもありましたが、変わりゆくAKB48で自分がどうありたいかと考えた時に、いつまでも先輩に引っ張っていってもらうんじゃなくて、自分が引っ張っていけるようになりたいという気持ちが強くなりました。未熟な面もありますが、自分なりに引っ張っていけるように頑張りますので、今度ともAKB48の応援をよろしくお願いいたします!」と力強く決意した。
向井地は来年3月16日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催される柏木由紀の卒業コンサートまで総監督を務め、翌17日のAKB48コンサートから倉野尾が4代目の総監督に就任する。
その後、総監督継承の調印式も行われ、向井地が「向井地美音は、2024年3月17日より、AKB48グループ総監督の任を、倉野尾成美が継承することを、ここに宣言します」と調印書を読み上げ、2人で署名。一緒に調印書を持ちファンへ掲げた後に、向井地は総監督の象徴であるメガホンを倉野尾に受け継いだ。
また、公演では、村山彩希がプロデュースする16人体制の新公演が来年2月13日(火)よりスタートすることもサプライズ発表。AKB48劇場最多出演回数を誇り、劇場公演にかける情熱から〝劇場の女神〟と呼ばれている村山は「ぜひ楽しみに待っててください!」と呼びかけた。












