今年、音楽界を騒がせた大物と言えば〝歌唱拒否騒動〟を巻き起こしたシンガーソングライターの山崎まさよしだ。
山崎は10月21日に茨城・水戸で行われたコンサートのステージで「今日は歌いたくない」と話し、2時間半の公演中で歌唱したのはわずか8曲のみ。だらだらとトークを続け、怒ったファンに「気に入らないならチケット代、返金しますよ」などと発言して物議を醸した。これを受けて実際にチケット代金を返金する事態に発展。その後、山崎は「ご心配をおかけしました」と謝罪したが、歌唱拒否の真相は今も明かされていない。
そんななか比較対象に上がったのが〝ジュリー〟こと沢田研二だ。沢田は2018年のさいたまスーパーアリーナ公演で客の入りが少ないことに腹を立ててドタキャン。当時、一部メディアの取材に「客席がスカスカの状態でやるのは酷。ぼくにも意地がある」と述べ、チケット返金騒動に発展した。
山崎と沢田、同じ〝歌唱拒否騒動〟を巻き起こした2人だが、音楽関係者はどう見ているのか?
「大前提として、全盛期のジュリーは唯一無二のスーパースターでした。それも木村拓哉の全盛期ですら比較にならないレベルです。加えて高い音楽性と奔放ながら人間味ある人柄に多くのファンがついた。一方で山崎はコアな音楽好きがファンで、この違いは大きい。人柄についてきたファンは多少のことがあってもその人を追い続けるが、音楽についてきたファンは、案外ちょっとしたことで離れてしまう」(大手レーベル関係者)
実際、沢田は今年6月、2018年にドタキャンした〝因縁の地〟さいたまスーパーアリーナ公演で、チケット1万9000枚を完売。いまだスーパースターの輝きは色褪せていないことを証明した。
一方の山崎はツアー最終日の兵庫・丹波篠山公演を急性咽頭炎のため来年3月に延期することに…。病気による延期は誰も責められないが、一度狂った歯車は簡単に戻らないかもしれない――。











