元テレビ朝日社員の玉川徹氏が30日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。大阪・関西万博で、建設費の高さが指摘されているリング型の建造物「大屋根」を残す検討がされていることに、「完全に子供のケンカ」と断罪した。

 30日で大阪万博開催までちょうど500日となったが、開催にかかる費用は総額1兆円規模になる可能性が指摘され、国民からは無駄づかいとの指摘が相次いでいる。加えて各国のパビリオン建設は遅れ、大阪万博から撤退する国も現れた。

 そんななか玉川氏は「やっぱり万博って発展途上国がやるようなもんだろうなってイメージ持ってますね。日本もそうだったし、上海もそうだったし、成熟した国家、科学がこれだけ進んだ社会においては、1か所に集まって何を見てって話じゃないと思ってるんですよ。それを国費を使ってやる意味、僕には理解できないですね」とバッサリだ。

 巷では1周2キロ、高さ最大20メートルのリング建設に350億円かかり、さらに大阪万博終了後に340億円をかけて解体することに対して、無駄づかいだと国民から厳しい声が上がっている。

 一方で大阪府の吉村洋文知事は「国の内外から高い評価を受け、残すべきだという意見も多く出るんじゃないか」と、保存に前向きな姿勢。西村康稔経産相も「移設して使いたいという話がいくつかある」と保存の可能性を明かしている。

 これに玉川氏は「保存の議論って、壊すのに340億もかかるのかって不満言われたから、『じゃあ残すよ』って言ってるわけでしょ。完全に子供のケンカの発想なんですよ」とバッサリ。

 さらに「残すとなったら、さらにお金がかかったり、いろんな問題が出てくることを何も考えないで言ってるだけじゃないですか。残すに関しても、何も検討してやってるわけじゃない」とあきれ顔だった。