経済評論家の森永卓郎氏が22日、ニッポン放送のラジオ番組「垣花正あなたとハッピー!」に出演。内閣支持率が20%前半にまで低迷する岸田文雄首相に「ボケろ」とアドバイスした。

 岸田内閣をめぐっては、9月の内閣改造後に政務三役が3人も相次いで辞任。さらに岸田首相が打ち出した減税策にも不満の声が上がっている。

 この日は国会での野党から人事をめぐって不適材不適所と指摘された岸田首相が、「人事は常に適材適所を考えなければいけないが、政治は結果責任だ。責任を感じている」と答弁したことが紹介された。

 これに森永氏は「重く受け止めると言ってるけど、どう責任取るかは一切言わない。減俸さえしない」と、責任を全く取らない岸田首相を批判。その上で、「でも、なんとなく減俸しない理由はわかる。例えば1人辞めて3割減俸にしたら、今は3人辞めてるんで9割カットになっちゃう。4人目出ると、逆にその分を払わなくてはいけなくなってしまう」と、皮肉めかした。

 また、森永氏は、岸田首相が今年3月に福島を視察した際、小学生に首相を目指した理由を聞かれて「日本で一番権限が大きい人なので首相を目指した」と答えたことを挙げ、「やっぱり見栄っ張りなのがいけない。僕、同い年なんですけど、プライドを捨ててボケた方がいい」とアドバイス。

 司会の垣花アナから「答弁を考えてくれるブレーンがいるなら、森永さんならボケろってアドバイスするわけですね?」と聞かれると、森永氏は「実は僕のことを〝増税くそメガネ〟って言う人がいて、それが気になって気になって…。みなさん見てください、メガネに付いた〝うんちくん〟をどうしても外したかったんで、給付金じゃなくて減税にしたかったんですよ、と言ったら伝わるじゃないですか!」と珍アドバイスした。

 これには垣花氏も「伝わらない、伝わらない。変な人になる。このように悪いブレーンを持つと、もっと最悪になりますんで」と笑いながらツッコんだが、森永氏は「言いたいのは、もっと正直に行こうよってことです」と、自らの珍アドバイスの真意を明かした。