ジャーナリストの青木理氏(57)が8日、都内の日本記者クラブで行われた映画「ヤジと民主主義劇場拡大版」試写会に出席し、山崎裕侍監督と対談を行った。

 2019年7月15日に北海道・札幌市で安倍晋三元首相の遊説中に「安倍ヤメロー!」とヤジを飛ばした男性が警察官に囲まれ、その場から排除されたヤジ排除問題。北海道放送報道部の取材班が4年にわたり追い続け、ニュース、ドキュメンタリー番組として発信し、第57回ギャラクシー賞など数々の賞を受賞。本作はヤジ排除問題の背景やその後を追い「劇場拡大版」として12月9日から東京・ポレポレ中野ほかで全国で順次公開される。

 青木氏は「こういうドキュメンタリーが映画として見ることができるのは社会にとって意義のあることだと思いました。ヤジを発した人の小さな声がいろんなものを暴いた。改めて作品を拝見して予想外にいろんなものを暴いたんだなと思った」と率直な感想を語った。

 続けて「暴くきっかけとなった声をきちんと取材して、我々の目に見せてくれた制作者には敬意を表したいと思います」と話した。