ジャーナリストの青木理氏が29日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演。日本維新の会の馬場伸幸代表が大阪・関西万博の建設費見通しが現行の1850億円から2300億円程度に膨らむことについて「主体的に国が費用負担していく」などと発言したことに苦言を呈した。
馬場代表は28日の定例会見で増加した万博の建設費を国、大阪府・市、経済界負担することについて「名称は大阪・関西万博となっていますが国のイベントです。オリンピックは、それぞれの都市のイベント。主体的に国が費用負担していく。その中で地元や経済界にも負担をお願いしていくのは当然の話だと思う」との認識を示している。
これについて青木氏は「しかしこれ、この馬場代表の発言、これは普通に聞いて『おいおいおいおい』。国の責任はもちろんあるんだけれど、これはそもそも維新が地元で必死になって進めたやつを、今になって『国の責任だ』『いやいや府・市の責任だ』みたいなこと言い出してるって、アホじゃないかって気がしてね」とあきれ顔。
さらに「僕は東京オリンピックなんかとついセットで見たくなるんだけど、ある意味で老人性ノスタルジーというか、64年の東京オリンピック、70年の大阪万博、まさにあの時代、安倍(晋三元首相)は好きだったらしいけど『三丁目の夕日』じゃないけど、日本が高度経済成長、オリンピックが特にそうだけど、大体、中国にしたって韓国にしたって経済成長して世界に『これからよろしく』みたいに出ていく時に開発独裁的なところでやるところが多いじゃないですか?」と指摘。
その上で「その時代のノスタルジーみたいなもので今回の2020年東京五輪あるいは今回の2025年の万博も、そもそもそれくらいのモチベーションしか最初はなかったんじゃないか」と万博の開催意義自体にも疑問を投げかけていた。












