衆議院本会議で24日、岸田文雄首相が初めてジャニーズ性加害問題に関して言及した。立憲民主党の吉田晴美議員が代表質問で、旧ジャニーズ事務所での性加害問題について尋ねたことに対する回答として、「ご指摘の事案は決してあってはならないこと。被害当事者等の声をお聞きし、被害実態の把握に努めることは大切」と答弁した。

 これを受けて、ジャニーズ性加害問題当事者の会の平本淳也代表は「国会で答弁いただいてスタートラインに立った」、石丸志門副代表は「ぜひとも岸田首相と面会させていただきたい」と話した。

 立憲民主党議員による児童虐待防止法改正案立案作成にあたり、ジャニーズ性加害問題の実態を学んだ参考図書、平本淳也氏の告発の原点にもなったのが、元フォーリーブスの北公次著「光GENJIへ」(1988年、データハウス)だ。

 ゴーストライター及び「光GENJIへ」映像版の監督を務めた本橋信宏氏は、ジャニーズ性加害問題告発の先駆者として注目され、映像版はTBSでも放映された。

 本橋氏の新著「僕とジャニーズ」(イースト・プレス)の発売を記念して、「本橋信宏さんを囲む会」が10月31日に東京・歌舞伎町カラオケバー「女無BAR」で開催される。「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)で「懺悔(ざんげ)の神様」を演じたブッチー武者が営む店だ。

 本橋氏は「ようやく国会でもジャニー喜多川氏の性加害問題が取り上げられました。トークライブ、放送で今まで語れなかった話を蔵出しします。ジャニー喜多川氏の性加害を知っていながら口をつぐんでいたメディアの半世紀を暴きます」と話す。

 故ジャニー喜多川氏の性加害問題を知りながら報じてこなかった報道関係者には、懺悔の場が提供される。