ボートレース多摩川のGⅠ「ウェイキーカップ開設69周年記念」は20日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、3号艇の山口剛(41=広島)が鮮やかなまくり差しを決め大会初制覇を達成した。GⅠは11回目、通算では53回目の優勝。
1Mで鮮烈なターンを披露した。1号艇の池田浩二がコンマ08のトップSを決め先マイを狙う。2号艇・白井英治が差しに構えた瞬間、山口が高速旋回のまくり差しで突き抜ける。バックを優位に運び、2M追いすがる池田が差し返そうとするが封じて振り切った。
「白井さんが伸びていて池田さんにプレッシャーをかけると思った。(白井が)落とした時に回ろうと思った。決め打ちのターンだったけど体が動いた。あんなに思い通りに行くと思わなかった」。狙ったターン勝負が決まった。調整もハマり「いい回り足だった」と仕上がっていた。
この優勝で賞金ランクは13位に浮上。「だんだん見えてきた」とSGグランプリ(12月19日~、住之江)も視界に入ってきた。
次走は24日開幕の蒲郡SG・第70回ダービー。さらに賞金を上積みできる大舞台だ。「場も替わりエンジンも替わる。また一からだけど、これ以上ない形で行ける。甘くはないけど気分はいい」。誰よりも勢いはあり、目が離せない存在であるのは間違いない。












