故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けてジャニーズ事務所が〝解体〟され、元V6の「イノッチ」こと井ノ原快彦(47)が新エージェント会社の副社長に就任する。タレント業も継続。ジャニーズJr.を管理するジャニーズアイランド社長としてはすでに、〝反ジャニー〟を実践していた。

 ジャニー氏は生前、ジャニーズタレントやジュニアの名前をなかなか覚えなかった。メディア露出を避けた同氏が2015年1月放送のNHKラジオ第一「蜷川幸雄のクロスオーバートーク」に出演した際には、自身が相手を指し示す時に「You」と言う理由について、ジャニーズタレントの名前を「覚えられない」と明かしたほどだった。音楽関係者の話。

「ジャニー氏は性的にタイプのジュニアの名前はすぐ覚え、ブリーフを買い与えてはかせるのが好きでした。でも、タイプではないジュニアは全然覚えませんでした」

 井ノ原は逆だ。今年8月放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で、総勢200人のジュニア全員の名前を「覚えています」とサラリと言ってのけた。

「イノッチは関西や地方に住むジュニアが都内で仕事に来ると、『メシ行こう』と誘って会食しています。食事を装ってひそかに〝面談〟し、彼らの性格把握に努めているんです」(前出関係者)

 それだけではない。

「自分の仕事の合間を縫って、ジュニアの仕事現場に顔を出し、スマホで彼らをパシャリと撮影。親御さんに送ったり、自社コンテンツで使ったりする用の写真だそうです」(同)

 新エージェント会社は1か月以内に設立され、希望するタレント、グループと個別にエージェント契約を結ぶ。井ノ原はこの会社の副社長に就く。

 前代未聞の性加害を繰り返した事務所創業者を反面教師にして、アイドル帝国が見舞われた最大の難局を乗り越えられるか。