弁護士でタレントの本村健太郎氏が24日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。ジャニー喜多川氏による性加害問題で、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属する9人が日本弁護士連合会に人権救済を申し立てたニュースにコメントした。
本村氏は「タイミング的に『どうなんだろう』という印象」と指摘し「どうせだったらもっと早い時期に申し立てをしてほしかったというのが、本当の気持ち」と明かした。
続けて「というのも、この人権救済というのはどっちかというと弱い立場の一市民、弱者が例えば公権力から人権侵害を受けてますとか、世の中に埋もれてる人権侵害を見つけて調査して加害者に対して『あなたのやっていることは人権侵害だからやめなさい』というように勧告したりする制度」と説明した。
その上で現在の当事者の会は「かなり世論を味方につけて、かなりパワーをすでに持ってらっしゃる」と分析。「ちょっと本来の制度の趣旨とは違うかなと思うタイミングなんです」と語った。
さらに「特別チームの調査というのもされてますから、あれを超えるような調査を弁護士会がするのかどうなのかということも含めて、ちょっとタイミング的に微妙だなというところはある」と首をかしげた。