お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(52)が16日、「X」(旧ツイッター)を更新。映画「バービー」の原爆ファンアート騒動についての持論を展開した。

 公開中の米映画「バービー」は、米国発祥の着せ替え人形「バービー人形」が現実の世界にやってくるという内容の実写化映画。米国で同日に公開された映画に「オッペンハイマー」がある。こちらは原子爆弾開発にかかわったロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた作品だ。

「バービー」と「オッペンハイマー」という対照的な内容の映画が話題となり、SNS上では2作品を合わせたファンアートが多数投稿された。その中には原爆投下を思わせるキノコ雲とバービーをミックスさせるファンアートが多数投稿された。これに対し「バービー」の米国公式アカウントが好意的な反応を見せたことで、日本のSNSで問題視され、公開中止を求める声が出るまでの騒動となった。

 この騒動の背景についてパックンは「アメリカ人は全体的に日本の方々より、危険なもの、実害を及ぼすものに対する『慎重さ』がない。例えば、スポーツチームの名前を見ればわかる。『津波』という名のプロサッカーチームもあれば、ホッケーには『雪崩』や『竜巻』、大学のアメフトには『ハリケーン』などもある」と、危険な自然災害を普通に使う文化があると指摘。

 こうした傾向に「死亡者も含む大規模な災害を思い出すチーム名、日本では考えづらいけど、アメリカでは普通だ。フィクションの世界でも、アメリカンジョークではえぐい死に方がオチになることも多いし、派手な殺し方が映画の見せどころでもある」などと解説した上で、「弁解するつもりはないが、日本の基準からみれば、配慮が足りないのはきのこ雲の扱い方だけではない」とつづっている。