AKB48のチームKが5日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで田口愛佳がキャプテンを務める現体制での最後のコンサートを開催した。

「メンバー全員がセンターに立てるように」と、キャプテンの田口が中心となって考えた構成と激しいダンスナンバーが続くハードなセットリストでファンを魅了。コンサートは「マンモス」で幕を開けると、59thシングル「元カレです」収録の田口チームK楽曲「Loss of time」、チームKの代表曲「スクラップ&ビルド」など歴代チームK公演の公演タイトル曲5曲をノンストップで披露した。

 冒頭のMCでは、チームK最年少である田口がキャプテンを務めてきたことをメンバーがねぎらう一幕も。田口が「このチームでこのメンバーでキャプテンになれたからこそ、ここまで成長できました」と少し照れると、チームK最年長の茂木忍は「セットリストを見たとき(ハードすぎる内容に)〝こりゃ最年少が作ってるわな〟と思った」と明かし、ファンの笑いを誘った。

 ユニットパートではAKB48の派生ユニット「Not yet」の楽曲「次のピアス」など4曲で盛り上げ、息つく間もなく「UZA」「僕たちは戦わない」といったシングル曲やチームKの劇場公演曲を一挙に披露。激しいダンスナンバーが続く怒涛の13曲連続パフォーマンスに、会場割れんばかりの声援で応えた。

 パフォーマンス後には思わず倒れ込むメンバーの姿も。大西桃香は息を切らしながら「どうしてこのセットリストを考えたんですか?」と聞くと、田口は「チームKといえば〝がむしゃら〟! 他のチームじゃ13曲連続なんてできないですから!」と笑顔で答えた。

 本編のクライマックスでは、卒業を発表している市川愛美が「チームKになって8年。今日の公演もやったことがない曲が1曲もないくらいチームKに魂を売ってます(笑い)。チームKがなくなってもチームKの心を受け継いでほしいと思います!」と後輩にエールを送った。

 田口は大粒の涙をこぼしながら「ここまでやってこれたのは、メンバー、スタッフのみなさん、ファンのみなさんのおかげです」と感謝を伝え、最後は髙橋彩音のピアノ演奏に乗せて「支え」を全員で歌唱。スクリーンに田口チームKの軌跡映像が流れる中、メンバーたちが涙を浮かべながら歌い上げ、会場は「チームK!」の大コールに包まれた。

 アンコールでは、田口チームK「逆上がり」公演の千秋楽が10月13日になることを発表。エンディングでは田口が「名残惜しい…もう1回最初からやる?」と問いかけ、「もう1回!?」「2分くらい休ませて!」とメンバーから総ツッコミを受けるなど、最後まで仲の良さがあふれた掛け合いで楽しませた。