フリーアナウンサーで女優の田中みな実(36)が、唯一の地上波レギュラーだった「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系、日曜午後11時55分)を9月24日放送をもって〝卒業〟することが発表された。女優業に専念する覚悟で、「フリーアナウンサー」の肩書が忘れ去られる活躍を目標に掲げているという。所属事務所は女優・広末涼子の不倫騒動で混乱に陥っているが、その穴埋めも担いそうだ。

「あざとくて何が悪いの?」は2019年9月に単発番組でスタートし、20年10月からレギュラー化。田中は「南海キャンディーズ」の山里亮太、同局の弘中綾香アナウンサーとともにMCを務めてきたが、秋ごろから産休に入る弘中アナと9月24日の放送をもって番組を卒業することが発表された。

 30日の放送で、田中は弘中アナと一緒に「私たち、この9月いっぱいで番組MCを勇退します」と卒業を報告。田中は「私たち最後2か月、悔いなく頑張ります」と伝えた。

 田中にとっては唯一の地上波レギュラーが〝消滅〟する。今後の芸能活動を不安視する向きもあるが、本格女優の道を歩むため不退転の決意だ。

「2020年に事務所を移籍したのも、女優業に力を入れるため。『あざとくて何が悪いの?』の卒業も田中さんの意向で、女優としてのイメージをより鮮明にする狙いもあるとか。本人は記事などで紹介される時、肩書には『フリーアナウンサーで女優』と記されます。それが『女優』だけになるくらいの活躍を目標にしているんです」(ドラマ関係者)

 今年3月にNHKドラマ「悪女について」で主演を務め、4月期ドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)では主要キャストとして、7月期も「ばらかもん」(同)にレギュラー出演している。

 ギャラの良いバラエティー番組からのオファーを断り、女優として順調なキャリアを歩んでいるが、「女優専念」への思いをより強くしたのが、来年放送の吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」だ。

「田中さんは出演が内定している。事務所を移籍した際、周囲にNHKの大河ドラマや朝ドラに出演する女優になることを目標として口にしていたが、それがかなうことになります。局アナ時代からの〝あざとい〟イメージが抜けきらないことにも不安を感じ、女優として演技で評価されたいとレッスンなどにも励んでいる」(同)

 そんな努力を加速させそうなのが、事務所の大先輩で、不倫騒動で無期限謹慎処分中の広末涼子だ。

 田中といえば、移籍した際に「あこがれの人」として広末の名前を挙げていたというが、当の広末は芸能界引退まで取りざたされるほか、CM降板などで事務所に損害賠償問題が降りかかることも想定される。

「事務所としても田中さんに広末さんの穴を埋める女優に成長してほしく、田中さんもそうなりたいと思いを強くしている。事務所社長は田中さんの意向をくんで、将来的な女優としての才能を信じて所属させた。今は広末さんの不倫騒動で心身ともに疲弊していますが、田中さんはそんな社長に恩返しを誓っているとか」(芸能プロ関係者)

 女優のキャリアは浅く、演技力もまだまだの評価だが、田中は売れっ子として大成できるか。