突然、サービス停止を発表したオンライン予備校「ただよび」が、さらなる波紋を広げている。
「ただよび」は教育の格差を無くそうと、誰でも無料で視聴できるようにユーチューブ上で2020年4月から配信を開始。有名講師も名を連ね、30万人以上が登録。しかし受験生の追い込みシーズンを前に今月、突然サービス停止を発表。その理由として運営会社が事実上の破産状態であることを明かした。
サービス利用者である受験生からは戸惑いや不安の声が上がり、関係者からは怒りの声が上がっている。「教育格差をなくすと言っているのであれば来年の3月まではやるべき。生徒はもちろんだけど先生(講師)もかわいそう」(ただよび関係者)。
一部報道によると、講師の報酬は動画の広告収入から経費を差し引いた40%が支払われることになっていた。しかし撮影費用などの経費によって収支がマイナスであることを理由に報酬は支払われなかったという。
また出資トラブルも発覚。運営会社は2022年の上場を予定し多くの出資を募り、その中には講師たちも含まれていた。「決算書を見て『こんな決算で上場できるのか』というひどい内容だった」(出資者の1人)
上場はされず出資者たちが説明を求め、今年2月に臨時株主総会が開かれたが、「ただよび」を立ち上げた前社長は病気を理由に欠席。そして今回、破産状態となったことで出資者のなかには数千万円を失った人もいるという。
今後は訴訟トラブルへ発展しそうだ。












