前橋競輪ミッドナイトは31日に最終日を迎える。8Rのチャレンジ決勝では茨栃勢が3車で結束。番手を回る上川直紀(24=栃木)が完全優勝に挑戦する。

 連日、番手にハマってから抜け出す落ち着いた走りで連勝。「ちょっと大事にいきすぎちゃいました」と苦笑いを浮かべたが、デビュー直後の〝バタバタ感〟がなくなったのは成長の証しでもある。

 決勝メンバーが出揃うと神山尚(29=栃木)が上川に「茨栃でまとまろう。俺が3番手を固めるから」と提案。これが「どうしようか迷っていた」上川の背中を押す形となり、「自力でやりたい」梁島邦友(21=茨城)に栃木勢が付けて強力な茨栃ラインが完成した。

 茨栃結束を横で聞いていた菅田謙仁(28=宮城)に「並ぶの? ってことは俺と勝負か!?(笑い)」とチクリとやられたが「はい、菅田さんとしっかり競ります(笑い)」と即答。狙われる位置という自覚もしっかりある。

「番手は2回目。川崎の決勝で中村隆生(20=栃木)に付けた時は、隆生が一本棒の逃げを打ってくれて、絡まれることなく優勝できた。ただ今回はそう簡単にはいかないと思う。勉強だと思って頑張ります」