ジャニーズ事務所のSexy Zone・菊池風磨(28)が、10月期の日本テレビ系連続ドラマの主演で内定していることが複数の関係者への取材で分かった。菊池の連ドラの主演は3期連続となり、異例で快挙。性加害問題で揺れる〝帝国〟にあって「幹部候補」は存在感を放っている。
菊池がみたび主演を飾ることになった。
「10月期の日テレ系土曜午後10時枠の主演で内定しています。役所の税務課を舞台にした漫画原作で、菊池さんはイケメン職員を演じます」(日テレ関係者)
原作漫画の主人公は女性のため、この役に若手女優を起用することも内定済み。菊池と若手女優のダブル主演を想定しているという。
菊池は4月期のテレビ東京系「隣の男はよく食べる」で女優の倉科カナとダブル主演、7月期は11日スタートのフジテレビ系「ウソ婚」(火曜午後11時)で主演する。
「10月期の日テレ系で3期連続で主演することになります。これは異例で快挙。本人も喜んでいます」(同)
過去には女優の武井咲が2012年、4月期のテレビ朝日系「Wの悲劇」、7月期のフジ系「息もできない夏」、10月期の日テレ系「東京全力少女」で3期連続で主演したことがある。
ジャニーズ勢では、5人体制時代のKing&Princeのメンバーが〝リレー〟する形で5期連続で主演。神宮寺勇太が昨年4月期の日テレ系「受付のジョー」、永瀬廉が7月期の同系「新・信長公記」、平野紫耀が10月期のTBS系「クロサギ」、高橋海人が同月期のテレ朝系「ボーイフレンド降臨!」、岸優太が今年1月期の日テレ系「すきすきワンワン!」、高橋が4月期の日テレ系「だが、情熱はある」でそれぞれ主演したが、菊池1人で3期連続ということはそれだけ制作側から需要があるのだろう。
俳優としては、嵐の櫻井翔が主演した1月期の日テレ系「大病院占拠」で武装グループのリーダー役を好演。「この演技も評価されていて、10月期の主演に異論はなかったです」(同)
後輩タレントのために晴れ舞台をつくり、ジャニーズの中では「幹部候補」と称される。
元V6で「ジャニーズアイランド」社長の井ノ原快彦ら幹部に、ジャニーズタレントの成人式の17年ぶりの復活を進言したのも菊池だった。これは今年1月、東京・赤坂氷川神社で17年ぶりに開催されて実現し、自身も井ノ原、TOKIO・国分太一とともに立会人として出席した。
「慶応大卒のインテリで頭の回転が速い。俳優業のほか、バラエティー番組では全裸になるなど体も張っています」(テレビ局関係者)
性加害問題で揺れる〝帝国〟にとっても、クリーンなイメージがある菊池の活躍は心強いだろう。