名古屋競輪のS級シリーズ(FⅠ)が22日に開幕。地元の吉田敏洋(43=愛知)が、野口裕史(40=千葉)、松坂洋平(40=神奈川)、杉森輝大(40=茨城)らを相手に奮闘するシリーズだ。

 予選は日高裕太(21=静岡)に注目したい。前々回の松山A級戦で3場所連続の完全優勝を果たした。121期では早期卒業の太田海也(23=岡山)、中野慎詞(23=岩手)に続いて3番目のS級特別昇級。昨年5月デビュー組では初だ。

 リーチがかかった決勝はもちろん緊張したが「めったにないチャンスだからつかみたかった」と勝負強さを発揮した。

 昨年7月、本デビュー2場所目のいわき平で先頭員早期追い抜きをして実効4か月のあっせん停止。いきなり大きくつまずいてしまった。

 レースに出られない間は「練習と競輪場の売店(給品部)のバイトだけ。お金がなくて遊べないから練習ばかりしてました」。4か月を無駄にしなかったことが、レース復帰後の快進撃につながった。

 S級初戦の前回は2日目に初勝利を挙げるも、初日と最終日はしんがり負けだった。「佐世保でボコボコにされました。流れが違いますね。帰ってからS級のレースを見て勉強しました」。初日(22日)は予選11Rに登場。しっかりレースを組み立てて勉強の成果を出す。