7日夜のテレビ朝日系ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」第2話で、主演の清野菜名演じる「岸田サチ」がノーヘルメットで自転車に乗り、自動車と衝突寸前の危険を回避した後、転倒するシーンがあった。

 同作は、ラジオ番組をきっかけに知り合った若い女性3人のつながりを中心に織りなす物語。サチと若葉(生見愛瑠)翔子(岸井ゆきの)のそれぞれの生活や仕事ぶりが描かれる。

 移動に自転車を使うサチ。7日は、正面を横切るバンにぶつかりそうになり、左に曲がったところで転倒した。右腕が頭部を守る形になり、無傷のようだった。SNSでは「転倒って怖い」との視聴者ツイートも見られた。

 自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となった改正道路交通法が4月1日に施行されて1か月あまり。4月期ドラマでは、自転車シーンもさまざまだ。

 田中圭が巡査部長を演じるテレビ朝日系「unknоwn」では、勤務先の派出所にヘルメットが掛けられている。同局系「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は初回、巡査とみられる警察官が着用していた。現実に警察官は全員着用とみられ、リアル社会を反映していると言える。だが、TBS系日曜劇場「ラストマン」の初回では、襲撃対象の交番から自転車で出ていく警官がノーヘルだった。

 テレビ東京系「ソドムの弁護士」では、弁護士役の玄理がきちんと着けて自転車に乗る。小芝風花が暴走キャラを演じるテレ朝系「波よ聞いてくれ」では小芝がノーヘル疾走を繰り返す。

 改正道交法は昨年4月に成立し、今年4月の施行は昨年12月に決まった。ドラマの収録時期によっては、法改正や施行時期が見通せなかった可能性もある。着用、非着用は登場人物のキャラクター設定に影響されることもあるだろう。

 ツイッターでは「ドラマの中でも自転車でヘルメットするようになったねぇ」「ヘルメットをかぶるシーンが増えるのか?」などと関心を寄せる投稿があった。