タレントの片岡鶴太郎(68)が都内で5日、昨年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画「帰れない山」の公開記念舞台挨拶を行った。
原作は、イタリア人作家の世界的ベストセラー小説。北イタリアの山麓の村で出会った都会育ちの少年と牛飼い少年の友情、再会、そして成熟を描いた〝大人の青春映画〟だ。
2人の主人公が己と向き合い、自分の生き方を探していくという話にちなみ、モノマネ芸人から俳優、画家、ボクサー、そしてヨガマスターと数々の転機があった片岡は、人生の選択について「損得とか人の顔色とか…いろんなしがらみを取っ払ったところで、本来の自分の魂がよりやりたいって思うことに素直に従う。それが一番だと思います」と語った。
そんな片岡に心酔しきりだったのが、MCを務めた映画パーソナリティー・矢田部吉彦(57)。自身が高校生の時の思い出を語り始めた。
「赤坂で友達と街、歩いてたんですよ。そしたら向かいの歩道に鶴太郎さんがいらっしゃったんですね。で、友達とメチャクチャ盛り上がって『うわぁ、鶴太郎だ』って言って『鶴ちゃんカッコイイ!』っていって声掛けたら…」
矢田部はおもむろに腰をかがめ、ガニ股気味になってピース。当時の片岡のリアクションを再現した。「その頃は私、『マッチー!』って(近藤真彦のモノマネを)やってた頃ですね。歩いて止まって『マッチー!』ってやってたんですね」と片岡は説明。
「もう〝なんてカッコイイんだろう〟と思ってしびれたまんま40数年、一瞬も忘れたことがないです。っていうくらいやはりカッコよすぎて…」とテンション高めの矢田部に、片岡は「はぁ、そうですか…。へぇ~」と恐縮しきりだった。












