ボクシングの大橋ジムは27日、WBO世界フェザー級12位の清水聡(37=大橋)が、7月25日に東京・有明アリーナでWBO同級王者のロベイシ・ラミレス(キューバ)に挑戦すると発表した。

 2012年ロンドン五輪バンタム級銅メダルの清水は、16年に30歳でプロデビュー後、初の世界タイトル戦。大橋秀行会長は「(世界戦が)決まりかけでなくなってしまったりの連続で、やっとチャンスをつくれた」。清水は「コツコツやりながらこうやって世界戦にたどり着けたことをうれしく思う」と、しみじみ語った。

 王者はロンドン五輪(フライ級)、16年リオデジャネイロ五輪(バンタム級)で金メダルを獲得。19年にプロ転向し、今月に行われたWBO世界フェザー級王座決定戦でアイザック・ドグボエ(ガーナ)に判定勝ちした。清水は「テクニック、スピードはあるが、勝機は十分にある。弱点は見抜いているつもり。勝ちます!」と力を込めた。

 本番へ向けては、ロンドン五輪で日本代表のチームメートだった須佐勝明氏や鈴木康弘氏を臨時コーチに招いて〝チームロンドン〟で必勝態勢を敷く。須佐氏はロンドン五輪で、ラミレスと対戦しているのも心強い限りだ。

 同日の興行では、前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(米国)に挑戦。ダブル世界戦となる。