落語家・月亭八方(75)が5日、大阪市の吉本興業本社で記者会見を行い、「月亭八方芸能生活55周年記念『八方の楽屋ばなし』」の開催を発表した。

 この公演は、豪華レジェンド芸人たちをゲストに迎え、故人となった芸人の私生活や舞台・テレビの裏話をおもしろおかしくデフォルメして語るというもの。6月24日の大阪・朝日生命ホールを皮切りに、近畿2府4県の6か所で開催される。

 ツアーへの意気込みを聞かれた八方は「昭和の芸人の空気がだんだんと出にくくなったが、われわれの先人の私生活が滑稽で、妙で面白いので、みなさんに聞いて楽しんでもらいたい。『言わんといてな』と言われた話ほどおもしろくて黙っていられないので、おおっぴらに言っていきたい」と話した。

 芸歴55周年については「だらだらと長いな。気持ちが元気な間は、上方の話を残していきたいと思う」と語った。

 会見に同席したなるみ(50)は「ゲストがすごい。師匠方が暴走するんじゃないかということで、久しぶりに〝親父転がし〟をしたいと思います」と宣言。「(師匠方は)ほっといたら、いつまでも話す」とのなるみの言葉に、八方の息子である八光(45)は「夜公演だったら帰りが遅くなるので、昼公演になっています」とフォローした。

 八方は「紅白歌合戦を見てて、石川さゆりさんが出てきたらホッと安心する。そんなお客さまに来てほしい。50歳以上のお客さまに来てほしい。R―50指定! 9月3日にゲスト出演する桂小文枝は野球に詳しいので、(阪神)球団や岡田監督の話もしたいなぁ」と話した。

 また記者から「落語はするのか?」と聞かれると、八方は「楽屋ばなしの後にしたいと思っている。落語は苦手だったけど、この年になるとごまかせる。公演場所によって内容は毎回変える予定。(八光にも)あえて落語をしてもらおうと思う」と答えた。

 年齢的に「本人から聞けるのは最後」という公演に期待が高まる。