俳優の木村拓哉(50)の新ドラマは大丈夫か――。フジテレビは4月10日スタートの〝月9〟主演ドラマ「風間公親―教場0―」(月曜午後9時)を盛り上げるべく、宣伝に力を入れているが、心配は尽きない。最大の不安要素は、月9という放送枠だ。ここを看板ドラマ枠に押し上げた最大の功労者・木村は今回も同枠にこだわったというが、逆にそれが足かせとなりかねない。
「教場」シリーズは、警察学校を舞台にキムタク演じる冷酷な教官「風間公親(きみちか)」が、適性のない生徒たちをふるい落としながら、よこしまな考えを持つ者を暴く警察ドラマだ。2020年と21年にそれぞれスペシャルドラマとして放送され、大きな話題を呼んだ。3作目となる今回は、風間が警察学校に赴任する前の、新人刑事の教育係を務めていた時代が描かれる。
今回の「教場」では新垣結衣や白石麻衣、朝ドラで活躍中の赤楚衛二といったキャストが続々と発表され、フジも〝キムタクムード〟を盛り上げるべく、11日に木村の大ヒットドラマ「HERO」の劇場版第2弾を地上波放送するなど力を入れている。
芸能関係者は「フジテレビとしては『教場』の長期シリーズ化をもくろんでいます。もちろん映画化も検討されていますので、今回の連ドラで失敗するわけにはいかない。宣伝には全社を挙げて臨む勢いです」と明かす。
「教場」は20年、21年もかなりの高視聴率を残しているだけに、昨年の木村主演ドラマ「未来からの10カウント」(テレビ朝日系)のようなひとケタ放送回が出るようなことはないとみられている。
ただ、周りを取り巻く状況は決して楽観できない。最大の要因は、放送枠が月9ということだ。この枠を日本で一番有名なドラマ枠にしたのは木村と言っても過言ではない。「ロングバケーション」(96年)、「ラブジェネレーション」(97年)、「HERO」(01年、14年)など数々のヒットドラマに主演し、そのおかげでブランド化した。
しかし、それもいまや昔の話だ。「月9の視聴率は徐々に下がっていたところ、昨年4月に裏番組に日本テレビの『しゃべくり007』が〝移籍〟してきたことが決定打となりました。それ以降、全話平均視聴率は二けたにも届かないようになったのです。1月クールの北川景子主演の『女神の教室~リーガル青春白書~』も6~7%をウロウロしていました」(テレビ局関係者)
視聴率を取りにくい枠となった月9だが、木村はむしろ望んでこの枠を選んだ。「フジとしては、連ドラの『教場』を昨年放送したかったのですが、木村が月9枠にこだわったため、1年延びたと言われているのです」(前出芸能関係者)
木村が月9で主演するのは、「教場」で11回目となる。もちろんこれは最多記録だ。〝ミスター月9〟のキムタクは、苦境が続く同枠を救うことができるか。











