ボートレース鳴門のGⅠ「第66回四国地区選手権競走」は最終日の9日、優勝戦が行われ、1号艇の中村日向(24=香川)でイン逃げ。初のGⅠV、四国チャンプの栄誉を勝ち取った。そして、3月の平和島SGクラシックの出場権も手に入れた。

 1周1M、外から中田元泰、内からは三嶌誠司、森高一真が迫る。「様子を見て気持ちの良いスタートではなかった。1Mは(中田)元泰さんが良い角度できていてきれいな逃げ方ではなかったし、三嶌さんが見えていて差されそうな感じに見えた。いつもより3周が長く感じた」と先輩レーサーは簡単には逃げさせてはくれなかった。それでもバックストレッチで後続を振り切って勝負を決めた。

 これで3月平和島クラシックでのSG初挑戦も決まった。「今回、優勝戦1号艇の時点でクラシックに向けて準備を進めていた。しっかり片岡(雅裕)さんや近江(翔吾)さんについていけるようにしたい」と気持ちも引き締まる。

 登録番号5000番台の選手のGⅠ制覇は初。「4000番台で初めてタイトルを取った田村(隆信)さんみたいになれたらいいですね。四国地区選を勝ったので、これからは四国を代表する選手になりたい」と決意を新たにした。