ボートレース江戸川のGI「江戸川大賞 開設67周年記念」は31日に優勝戦を行い、2号艇の前田将太(34=福岡)が道中逆転で1着。2回目のGⅠVを飾った。

 3コースの山口達也がスリットから飛び出して、イン長田頼宗が抵抗。前田は2コースから開いた内側を差して抜け出す。ここまでは「思い描いたとおり」の展開だった。

 しかし「誰もいないと思った」という前田の内側から、4コースからブイ際を突いた江戸川巧者の石渡鉄兵がグイグイと伸びてくる。バック並走から2Mでは石渡が先に回って前田が差し。ホームでも内・前田、外・石渡の競り合いが続いたが、2周1M先に回った前田が勝負を決めた。

 昨年はSG7大会に出場。大村クラシックでは優出6着とSG戦線でも活躍しているが、グランプリには一度も出ていない。「毎年シリーズ戦に出て、目の前でグランプリの18人との差を感じてきた。ずっと18人に入りたいと思ってる。今年は良いスタートが切れたしチャンスはあると思う」。

 1月にGⅠ優勝を決めたことで賞金レースでは一歩リード。一気に現実味を帯びてきた夢舞台へ駆け上がる。