アイドルグループ「なにわ男子」の道枝駿佑(20)が韓国で大ブレークしている。女優の福本莉子(22)とのダブル主演映画「今夜、世界からこの恋が消えても」が同国でも大ヒット。24日には同作のプロモーションイベントのため韓国を訪問すると歓迎一色だった。いったいなぜ、お隣の国がこれほどまでに〝道枝推し〟になっているのか。その理由を探ると――。

 24日に道枝が、韓国・金浦(キンポ)国際空港の出入口付近に登場すると、出待ちのファンは「みっちー」と声援を送って歓迎。その様子を撮影した動画がSNSに次々に投稿されたばかりか、現地ではライブストリーミングするメディアもあった。

「道枝は24、25日の2日間で12回の舞台あいさつをするスケジュールが発表されています。さらに『メガトーク』と題されたトークイベントも予定されている」(芸能関係者)

 この日、SNSなどのトレンドワードには「ミチゲッタシュンスケ」というワードが急上昇。ミチゲッタとは、韓国語で「おかしくなりそう」「狂っている」のこと。これに道枝の「道」をかけ「狂ってしまうほど駿佑が好き」という意味で使われている。中には「ミチゲッタシュンスケ」と呼ぶ人もいるようだ。

 同作は、一条岬氏の同名小説が原作。眠りにつくと記憶がリセットされてしまう前向性健忘を患う女子高生(福本)と、そんな彼女を献身的に支える男子高生(道枝)のラブストーリーだ。日本では昨年7月に公開され、興行収入15億円を突破するヒット。韓国でも昨年11月に公開されるとロングランヒットとなり、1月15日までの興行収入は約9億円以上を記録している。

 ある映画関係者はヒットの要因について「韓流ドラマのような感情移入しやすいストーリーが見事にはまり〝泣ける映画〟と評判になりました。もともと原作小説も韓国で人気。さらに同作の脚本は、2017年に韓国でもブームとなった映画『君の膵臓をたべたい』で監督を務めた月川翔氏が含まれていますからね」と語る。

〝ブースト役〟になったのは道枝だ。

「実は、韓国のアイドルグループ『CRAVITY(クレビティ)』のセリムが、ファンとの交流プラットフォームで『(道枝が)とてもかっこいい。映画の雰囲気もよくて面白い』と絶賛したんです。他のアイドルも相次いで同作を高評価すると、そのファンらも映画館に足を運ぶようになって一気に広がった」(韓国事情に詳しい関係者)

 道枝はもともと海外でも人気だという。昨年、主演を務めたドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)は、同局ドラマ史上初となる動画配信サービス「ディズニープラス」で英語、韓国語、中国語、タイ語で世界配信されている。

 それだけではない。ある韓国ライターによると「ルックスが非常にいいということで、まだ道枝がジュニア時代の2018年頃から韓国にはファンがいるんです。当時ちょい役で出演したドラマなどが韓国のケーブルチャンネルで放送され、話題になっていました」。

 今回、映画がヒットしたことで、道枝をはじめ「なにわ男子」のアジア進出を指摘する声も上がっている。

「映画のヒットで海外のプロモーションに呼ばれるというのはレアケース。そういう意味では韓国内での需要があると見込める。今までジャニーズはアジア公演を成功させてきた土台もあるし、なにわ男子は上層部のお気に入りグループとも言われている。これを機にアジア進出というのもありえる」(芸能プロ関係者)

 道枝にとってもなにわ男子にとっても、大きな一歩になりそうだ。