ボートレースびわこのプレミアムGⅠ「第4回BBC(ボートレースバトルチャンピオン)トーナメント」が12日に開幕する。4着以下ならその場で敗退という厳しい勝ち上がり方式が採用される4日間の短期決戦だ。

 出場選手にSG覇者がズラリと並ぶ中、デビュー4年目の新鋭・末永和也(23=佐賀)は昨年10月の若松ファン感謝3Daysバトルトーナメントで白井英治、田村隆信といったビッグネームを下してデビュー初Vを飾るとともに今大会の出場権を手にした。
 
 2022年の最優秀新人、2023年のスター候補選手「トップルーキー」にも選出。1月からは念願だったA1初昇格も果たした。前検にはトップルーキーに配られるレーシングウエアを着て登場。「着ている人を見て『自分も』と思っていたので。うれしい」と笑みがこぼれた。

 しかし、ここまで順風満帆というわけではなかった。昨年9月の多摩川PGIヤングダービーでは優勝戦で最後までトップを争ったものの、最終コーナーでバランスを崩して6着大敗。レース後に号泣した。「今、思えばいい経験ができたと思う。あれを乗り越えられてメンタルが強くなった。そこから優勝もできたし、昨年の終盤から調子がいい」と振り返る。

 前検の感触は「あまり良くなかった。起こしてからの進み方が良くなかった」ともうひとつだった。ただ「ペラで気になるところはあった。そこを直せば良くできるかな」と上積みに自信をのぞかせる。

「短期決戦のトーナメントは楽しんで走れるので自分に合っていると思う。強い人ばかりですが頑張ります」と〝下克上〟に向けて不敵な笑みを浮かべた。