【Mリーグで見せたプロの選択】写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう。

12月22日2回戦 東1局0本場 東家・本田朋広の8巡目
12月22日2回戦 東1局0本場 東家・本田朋広の8巡目

 2面子を重視して面子手に進めるか、5対子に手応えを感じて対子手を選ぶか。どちらにしても一向聴という、なんとも悩ましい状況が訪れた。

【答え=3筒】今季絶好調の本田朋広(雷)は、ことごとく悩ましい選択で正解ルートを進み、32人中トップの9勝、+380・4ポイントを稼いでいる。今回の選択も難しいところだが、スパッと3筒を切り飛ばして七対子狙い。見事にリーチ・タンヤオ・七対子の9600点へとつなげた。

 面子手を狙うなら4索をツモ切りするか、7索切りか。ただし2鳴きしている小林剛(U)に「4・7索のターツが残っていそう」と感じた。その読みはズバリと的中しているが、理由は「1索手出し、6筒手出しの後、3索手出ししていた。3索を厚く持っていたら(3・3・4索など)多井さんが捨てた3索をポンするはず。3・5索と持っていて6索を引いて、4・7索受けになった確率が高い」と判断したからだ。

 また小林の河に萬子が1枚も出ていないことも気になった。「8萬などを引いた先も、面子手で進めると小林選手には切りづらい7萬を切らなければいけない」と、面子手での進行にハードルがいくつもあることと、打点的にも魅力なタンヤオ七対子に決めた。

 捨てた3筒を小林にチーされた際は「6筒を捨てていたのでフリテンチーされてびっくりした」が、直後に5索を引いてテンパイできたのは、最善の選択をしたからこそ訪れた幸運。ここでは4筒単騎か6索単騎の2択もあったが、対面の堀慎吾(サ)が萬子の染め手模様、小林は5・6索を1枚ずつ持っていそうだが多井隆晴(渋)の捨て牌から抱えている確率は低そうと判断し、6索単騎で即リーチ。親番でもあり相手の足止めにも成功した。

 最終的には、勝負してきた小林から6索の出アガリに成功。全てがうまくハマった、今季の本田らしいアガリになった。