俳優・役所広司(67)、佐藤浩市(62)、吉沢亮(28)が7日、都内で映画「ファミリア」(成島出監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

 在日ブラジル人に光を当てた同作は、国籍や文化などの違いを超えて家族を作ろうとする人の物語だ。

 役所は、吉沢と父子役で共演。陶器職人の主人公を演じ、役柄との共通点について「似ているところは、なんか休日の自分というんですかね。もう髪はボサボサ、ヒゲも。朝から晩まで同じ服を着て。それを快適に思う自分と似ている気がします」と語った。

 吉沢は劇中、役所の息子で、難民出身の女性と結婚する男性を演じた。役柄を振り返り、吉沢は「自分とは性格も全然違って。共通点というよりは、こういう人間、憧れるなぁという理想がつまった役柄です。誰に対しても平等に優しいし、自分の知らない世界に躊躇なく飛び込んでいける。僕はビビリなので、できないですね」と話した。

 また、刑事役として出演した佐藤は、役所との共演について「いつも芝居の話ってしたことないですね」と笑顔。続けて「ふっとそこにいたら、すっとテストに行けるみたいな。自然の流れの中で入っていける。お互い出自は違うけど、いろんな監督とやってきて。いろんな現場を共にしてきて、支え合っていますね」と言い、「安心感がありますね」と語った。