【東スポ音楽館】デビュー30周年の演歌歌手・大石まどかが先月リリースしたシングル「ナミダワスレ」(作詞・松井五郎/作曲・幸耕平)は、大石が歌ってみたいという願いが形になった作品だ。

 ――新曲はどんな作品ですか

 大石「等身大で歌える唄です。過去に付き合っていた2人が、再会して、また一緒に付き合い始める。燃えるような恋というよりは、この先、このまま年を重ねていきたいなといった落ち着いた大人の恋愛を描いています」

 ――作詞は数々のヒット曲を作った松井氏

 大石「松井先生には初めて書いていただきました。前作の『茜の炎』を書いていただいた及川眠子先生もそうですが、頭の中に映像が浮かびやすいんです。改めて素晴らしいなあって思いました」

 ――今回の新曲は「茜の炎」に続いてポップな感じで、しかもサビから歌いだすのは演歌では珍しい

 大石「新曲を作るにあたって、幸先生にイントロが派手で、サビ頭の曲で、テンポがあるものがいいってお願いしたんです。いままでサビから歌いだす曲が私の中になかったので、チャレンジしてみたいなって思いました。ただ、お願いしたのはいいんですが、意外と難易度が高くて」

 ――難しいというのは

 大石「普通の曲はAメロから入ってサビに入るから、気持ちを徐々に高めてサビを歌うのですが、サビから曲に入るから、いきなり力強く歌いすぎちゃうんです。割合で言えば、頭のサビの部分を7、後のサビを10くらいで歌いたいのに、いきなり10で入っちゃう。テクニックというよりも気持ちですよね」

 ――この新曲を機会に髪も切られた

 大石「ずっと前から切りたいって思っていたんです。変化も欲しいなって。ボブから22年ぶりにショートカットにしてみたんです。切ってみたらすごく評判がよくて、周りからは、もっと早く切ればよかったのにねって言われてます」

 ――ファンの方へメッセージをお願いします

 大石「来年の6月にカラオケ大会を開催する予定で、幸先生が書いてくださった『ナミダワスレ』『茜の炎』『京都みれん』『曼珠沙華が咲いた』の4曲が課題曲なんですが、4曲とも曲調がバラバラなので、自分に合った曲を選んでいただいて、たくさんの人に参加してほしいなと思ってます」