歌手の矢沢永吉が23日、NHK「MUSIC SPECIAL『矢沢永吉 激白!超えられなかったあと1本』」に生出演。当日キャンセルとなった通算150回目の武道館公演の経緯を説明した。
矢沢は節目となるはずだった20日の公演を、のどの不調を理由に当日に中止した。公式サイトでは「ボーカルとしての一番大事な喉の不良により、中止とさせていただくことになりました」と報告していた。
今回の中止について改めて聞かれた矢沢は「僕だけじゃなく歌を職業としている人は何度か経験していると思います。日本だけでなく世界的にも。やっぱり声ですからね。それで楽器でしょ。〝生もの〟なんですよ。思い当たるところが2~3個あるんです」と告白。
「何年前でしたかね、福岡のマリンメッセで2日間やるのに、2日目が飛びました。あれが最初です。今回、『もうないだろう』『いやさせない』と思ってたら2回目がきましたね」と悔やんだ。
150公演目前でまさかの足踏みとなったが「前人未到とか、皆さんおっしゃてくれるんですけど、それは置いといて、僕の中で150回、武道館、きた!ってあるじゃないですか」と気持ちが高ぶっていた様子を表現。しかし「そしたら、149回終わったときに『あれ、ちょっとこれハイパートきたかな…』みたいな。ハイパートでずっと歌う曲が1曲あるんですけど、あれがちょっと『どうかな?』みたいな。でも、次の日が休みですから、『この休みで絶対戻そう』と。休みの次が150回目ですから、期待してました。戻すと。で、いろいろやったんですけど『あれ、これはひょっとして、またきたのか…』という感じでしたね」とのどの不調の感覚を説明した。
当日朝のキャンセルになったことには「でも本番は(午後)6時半ですから。で、当日の朝7時ぐらいに『これまずいぞ』『でもまだ時間あるから』と思ったんですけど、自分の(のどを指し)楽器、わかりますよね? これ6時半になっても戻らないんじゃないか。戻ったとしても思うステージは難しいんじゃないか。どうしようと思ったときに『しょうがない』。いいステージしたいですから。カッコつけるんですけどね」と振り返った。
前日にはマネジャーに「もしものことがあった場合、朝判断するから」と伝えていたそうで、「やる(中止)と決めるんだったらちょっとでも早い方がいい」と午前中に中止を決定したという。
節目の公演が中止になったことに悔しさはあるか?と聞かれた矢沢は「でもメールのファンレターいっぱいきますよね。その中にも僕の思う同じこと書いてましたよ。『永ちゃん、走って走って、急いで来すぎだから』。『そう簡単に150はって神様が言ってるんじゃないですか』っていうようなこと…まあ、なぐさめですよね(苦笑)。僕も『簡単にはいかせてくれないのかな』みたいな」と独特の言い回しで返答した。
気になる150回目の武道館については「歌えるまで僕歌いたいから、もし来年、予定通りスケジュール組めるならば、1発目に150回目の武道館来ますよね。そうなればいいと思ってますけども」と前向きに語った。













