ボートレース大村のSG「第37回グランプリ」は17日、トライアル2nd最終戦が行われ、優勝賞金1億円をかけたラストバトルに進出する6選手が決定した。
トライアル2nd最終戦の11R、磯部誠(32=愛知)は3コースから外マイに出たが5着。無事故完走で決定戦進出は当確の状況だっただけに素直に喜べるものではなかった。ただ、今年の集大成へ向けて「緊張はしてないし、いつも通りやるだけ」とすぐに気持ちを切り替えた。
舟足は文句なし。決定戦に入ってもヒケは取らない極上の動きで「出足、ターン回り、行き足と良くて結構好きな感じ。特にコーナーの足はかなり仕上がってますよ」と胸を張った。
12Rでライバルの激闘を見届けてからファイナルの枠番が4号艇に決定したことを知ると「ドラゴンズブルーだし、いいよね。オレはSをブチ込んでというタイプではないけど、一か八かのレースをするなら面白味の足になってますからね」と不敵な笑みを浮かべた。
現行制度になってから優勝戦初出場で初Vはまだいないだけに、優勝なら歴史に名を刻むことができる。また、愛知支部では尊敬する池田浩二以来の黄金のヘルメットを持ち帰ることができるか。自らのデビュー以来の戦績と獲得賞金が記載されているプロフィルを見て、改めてこう漏らした。
「年俸1億円で契約のサインしたいですよね。勝てば1億8000万円か。(中日)ドラゴンズだったら4番手か5番手ぐらいかな」
プロスポーツ選手の評価を最も端的に表す数字は間違いなく獲得賞金だ。デビュー以来、胸に秘めていた思いを最高峰の舞台で実らせて賞金王のタイトルを手に入れる。












