漫才日本一を決める大会「M―1グランプリ 2022」(18日放送、テレビ朝日系)の決勝に進出したお笑いコンビ「ウエストランド」(井口浩之=39、河本太=38)、「キュウ」(清水誠=38、ぴろ=36)直前インタビュー! 爆笑問題の事務所「タイタン」所属の2組が「漫才」への熱い思いをぶつけた。

――決勝進出おめでとうございます。まずは初出場となるキュウさんのご感想をお聞かせください

 清水 でも本当にあの、今年はなんかネタが結構いいのが揃ってて、えーと、なんかもう 準決勝出る前からもうなんかこれはいけそうだなっていう予感がしてて。結果準決勝での受けも思った通り、ちゃんと受けたので、これは(決勝に)行くだろうと思って。結果発表は7番目に呼ばれたんですけど「意外と来ないな(呼ばれない)、来ないな。(呼ばれて)やっぱり来たか」という感じでしたね。

 ぴろ なんかめちゃくちゃ嬉しいんですけど、急に、ただガムシャラにやってたら、M―1決勝に選ばれて「やった」っていう感じではなくて。コツコツ積み重ねたものが「今年は多分決勝に運んでくれるだろうな」っていう予感がしていて。その通りになったって感じですか。もちろんめちゃくちゃ嬉しいんですけど、本当に行く時ってこんな本当に行くと思って行くんだと思って、そんな感じですね。だから、急に宝くじ買って当たったみたいな嬉しさじゃなくて、ちゃんと行ったし、選ばせたっていう感じがしています。

――ウエストランドさんは

 河本 まあ、横で見ていて、行くだろうなと。ウエストランドさんが仕上がってるな、と。横で見ていて。僕も今年は行くんじゃないかと思っていたので。昨年負けた時点からいいネタが出来てたし。露出も増えていたし、どんどん面白くなってましたし。自信はありました。けど、(発表が)呼ばれたのが8番目だったので呼ばれるまでは「あれ?」とも思ってたんですけど。呼ばれて良かったなという感じです。

 井口 僕は去年、準々決勝で落ちちゃって、その次のタイタンライブでは「もう来年は決勝行けます」って言ってたんですよ。公言して行ったら「かっこいい」ってなるはずなんですけど…

 河本 いまぴろがそんな感じです。かっこいいってなってます

 井口 ふざけんなよ! それが悔しいですよ。腹が立っています(笑い)

――吉本以外の事務所から決勝に2組出るのは2002年の「ますだおかだ」「アメリカザリガニ」(松竹芸能)以来の快挙です

 井口 それは本当にめちゃくちゃうれしいですね。キュウとも「2組で行きたい」って言ってましたし。マジで行くなら今年だなと。ネタのタイプが全然違うんで、そこが被らないので変にライバル意識をせずに、一緒に行けたらいいなと思ってました。タイタンにもいい報告ができましたのはうれしいですね。あとはタイタンで仲間感をアピールして、今後どうなってもセットで色んな仕事に回れるように! そこは余念がないです(笑い)

 清水 4人でセットで出ていったら、おしゃべり(井口)がいるんでね。

 井口 やめてくれよ! 言われたんですよ、(ポンコツキャラの)河本が3人いるようなものだって! 大変だよ! まあ、でもそうなればうれしいですね

 清水 いやでも、2組で決勝行けて良かったですね。準決勝ってネタ終わった後に、審査の時間があって、その間にご飯に行ったんですけど、僕、井口さんの2人でお食事行ってて「2組で絶対に決勝行きましょうね」って。それで僕らだけ決勝行ってたら、今後気まずくて目も合わせられなくなっちゃうんで。これは本当にウエストランドさんに感謝です。

 井口 それは確かに(笑い)

――決勝は「吉本対タイタン」の構図も注目されます

 ぴろ 今年はもう「タイタン頑張れ!」みたいな応援もできるのかなと。(サッカーW杯のように)「日本頑張れ!」みたいな。ちょっと熱いですね

 井口 (事務所のある)阿佐ヶ谷の人たちはそうやって応援してほしいですね
 
――ファイナルの展開はどうなってほしいですか

 井口 まあでも最後の3組に僕ら2組が残ることですよね。

 3人一同 それがいい!

 ぴろ そこに3人行ったら、3分の2で、優勝賞金の1000万円ですからね

 井口 もし2組が決勝行ったら、それこそ、吉本以外の事務所が最後の2組に残るという点で破られない記録になると思うんでね。ぜひ達成したいですね

――タイタンが2組決勝に進出できた理由とはなんでしょうか

 井口 やっぱりタイタンライブがあって、爆笑問題さんがずっと新ネタやってるんで。ネタをやらなきゃいけないのは、僕らも宿命ではありますし。爆笑さんの漫才を袖で観させていただいていて漫才で結果が出ないというのは1番良くないと思うので。そういう意味でもタイタンは漫才強いんだと、思っていただけたのは良かったです

 ぴろ 東京で吉本以外で。しっかりと売れてるビッグな人で、現役で漫才やってる人ってほとんどいないじゃないですか。漫才師で新ネタをずっと新ネタをやり続けてる、その事務所の芸人ですから。僕らはやっぱこう、漫才で結果出すことの意味合いが大きいです。

 井口 しかもタイタンライブでウケたら、行けるぞというのはありますよね。自分たちのホームとは思えないぐらい(笑いに厳しい)の時がありますからね(笑い)

 ぴろ あまり期待しないで出ています(笑い)

 清水 ただ、ネタをやるだけっていう(笑い)

 井口 これより過酷な現場はないです

――最後に意気込みをお願いします

 清水 もちろん優勝、したいんですけど。とにかく楽しむ、楽しい大会にしようかなと。いつも通りやって楽しめる、それが一番いいかなと。

 ぴろ 僕はね、あのね、もう楽しみ過ぎて、(登場の時は)せり上がりじゃなくて、天井からせり下がって出てきたいですね。システム変えちゃう。

 河本 2020年の決勝は悔いの残る出来だったので、結果もそうですけど。今回はきちんとつめ跡残して。今年は仕事がどんどん減っていって、井口ばかりになったので、来年はコンビで仕事ができるようにしたいですね

 井口 優勝はそうなんですけど、まず1番ウケるというのが芸人の中ではいい事だと思うので。インパクト残してそれで優勝できたらそれがいいですからね。まあ、売れたいとか売れてやるんだとは思ってましたけど、まさか自分がM―1の決勝に2回も出る人生だとは思ってなかったんで。やっぱり1回行って(優勝できなかった)悔しさがあったからまた来れたと思うので、それが晴らせるように頑張りたいですね。