◇藤原碧生(22)岡山支部129期
逸材揃いと言われる129期の中でもいち早く頭角を現わしているのがこの藤原だ。2021年11月の児島でデビューすると3節目の徳山で初勝利の水神祭を飾る。今年7月には、からつで初優出(5着)。これはデビューから9か月目。新人選手の苦戦が見られる中で一際目立つ活躍を見せている。ただ、自己評価は「エンジンが良かったり、すごいたまたま感があるので…。納得しているわけではないし、もう少し実力をつけたい」と厳しい。
デビュー期に2・74(2022年後期適用)の勝率をマークして、すぐにB1級に昇格。続く2023年前期適用勝率も4・51と大幅に上昇させた。デビューから1年が経過。その1年間を振り返って「できてないことばかりですね。調整面、旋回、スタートと全ての面において上の選手と差を感じます」とレベルの差を痛感している。
10月29日開幕のびわこルーキーシリーズからコース取りも解禁。「コースを取り始めて(地力の差を)余計に感じます。4、5、6コースの時はできてすごいという感じだったけど、全部のコースに入るからにはそれが自分の実力なので」と新たな課題に直面した。
それでも、そのびわこで予選突破。さらに12月の徳山では自身2度目の優出(5着)を果たすなど素質の高さを存分に発揮。徳山では同じレースを走った格上選手が「あの子はうまかった」と舌を巻くほどだった。この1年で着実に成長した姿を徳山で披露した。
休日は「最近、ゴルフを始めました。全然上達しないですね(笑い)。趣味程度だし、楽しくやれたらという感じです」としっかりリフレッシュ。その一方で「あとは練習です。ペラが叩くのが苦手なので、そこは意識してやるようにしています」と休日返上で課題克服に汗を流す。
「〝今期で〟と考えるとどうしても慎重になって大胆なことができない。なんでも挑戦しようという気持ち、失敗したら失敗くらいの感じでいかないと成長が止まると思うんですよ」と将来を見据えながら様々なことに取り組んでいくつもりだ。
大物感を漂わせる〝大型ルーキー〟のボートレース人生は始まったばかり。ボートレース界を力強く牽引するトップレーサーに成長すべく一歩一歩、前進していく。












