ボートレースからつのGⅠ「全日本王者決定戦(開設69周年記念)」は9日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の山田康二(34=佐賀)が〝逆転勝利〟で初の地元周年記念Vを果たした。

 進入は4号艇・湯川浩司、5号艇・深川真二の内に動いて154/236。起こし位置も80メートル手前と深め。さららに4コースからは渡辺和将がコンマ03のトップスタートを決めて攻め込んでくるという厳しい展開になった。

 山田は渡辺に応戦。その間に6コースからまくり差した磯部誠にバックで先行される。万事休す…。そんなあきらめの思いもよぎる流れの中で「やっぱやられちゃったと思いながら展開があるかも」とかすかな望みを胸に1周2Mの攻防へ。その思いが通じたのか、1周2Mでは磯部と深川が競り合う形になり流れると、その内を冷静に差して逆転に成功した。

「うれしいの一言。真二さんありがとうございますという気持ち」とニッコリ。2018年12月のダイヤモンドカップで地元GⅠを制していたが「しっかり歴史に名を刻むのは周年とずっと思っていた。今節も取りに来て取れた。しっかり思えば取れるんだと再確認できた」と周年Vは大きな自信につながった。

 そして「来年はもう一個上のSGを取りにいきたい。前ほど遠くなく取れるなという自信もあります」と力強く〝SGV〟を宣言した。