四日市競輪場で13日GⅢ「開設71周年記念 泗水杯争奪戦」の最終日が行われ、決勝は守沢太志(37=秋田)が逃げた坂井洋(28=栃木)の番手から抜け出し、今年初の記念優勝を決めた。GⅢ優勝は昨年6月の別府以来、3回目。

 坂井が中部トリオの仕掛けを自慢のダッシュで合わせて逃走。番手の守沢にチャンスが回ってきた。

「後ろに浅井(康太、38=三重)さんがいるのが分かった。それだけどうにかしないとって」

 浅井が最終3角からまくってくるとひと振りし、内を突いてきた坂口晃輔(34=三重)の当たりをこらえてゴールに飛び込んだ。「最後は内と外から来ていて…。間違えてもいけないからガッツポーズは控えました」と、いたずらっぽく笑った。

 他のSS選手が結果を出す中で記念を勝てず「GⅢが勝てなくて…。最後の最後で取れて良かったです」と声を弾ませた。賞金を加算しグランプリ出場は安全圏を維持し「昨年までこの時期は賞金ランクの8、9位ぐらいにいてピリピリしていたけど、今年は楽ですね。競輪祭で成績を残してグランプリに向かいたい」と力を込めた。